内容説明
三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。
目次
16区―厨房の熱気をもう一度 三つ星レストランを目指した料理人
1区―ハッピーエンドはこれから “不法占拠”アトリエで自由になったアーティスト
5区―愛のある街角を写したい 路上のドラマを切り取るカメラマン
1&11区―自分の城が欲しかった 先手必勝、オペラ座に漫画喫茶を開いた起業家
8区―小道で見つけたオートクチュール工房 手仕事に情熱を燃やす女性テーラー
11区―バスティーユ広場の終わらない夜 ファッションの最先端で「一瞬」に生きるスタイリスト
18区―フランス・サーカス界に起こった旋風 孤高のヨーヨー・アーティスト
7区―手のひらには仕事が残った 恋に仕事に突っ走る国連職員
17区―モンマルトルのふもとからフランス全土へ 三度海を渡った鍼灸師
7&16区―いつも花のある風景を 家族とアフリカと哲学を愛する花屋
著者等紹介
川内有緒[カワウチアリオ]
東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、その合間に少数民族や辺境の地を訪ね、旅の記録を雑誌に発表。2004年に渡仏し、国際機関に勤務した後、フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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