内容説明
「結局、抗しようのない巨大な力に翻弄されただけなのか?」。老舗化粧品メーカーの粉飾決算、大監査法人の解散、メガバンクの消滅、大手証券会社の不正会計…。社会を騒がせた企業不祥事の裏には恣意的な検査・指導を重ねる当局とリーク情報に踊らされるマスコミの姿があった。渦中の監査法人・元幹部が描く迫真の経済小説。
著者等紹介
細野康弘[ホソノヤスヒロ]
1943年生まれ。公認会計士。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院商学研究科修士課程修了。中央青山監査法人でメガバンク、大手流通グループ、国営巨大公社などの会計監査を担当。同監査法人の理事、評議会議長なども歴任。2006年定年退職し独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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