内容説明
19世紀初頭、地中海のアセンシオン王国。皇太子ラファエルは、馬車で移動中、“覆面の義賊”と呼ばれる盗賊に襲撃される。だが、近衛兵と合流すると逆に皇太子が義賊を追いかける側に。義賊のリーダーは、少年に変装したキアラモンテ公爵の令嬢ダニエラだったが、公爵邸に逃げこんで令嬢の姿に戻り、訪れたラファエルには正体を隠し通した。その後、王に謁見したラファエルは、王からある条件を言い渡される。王が選んだ五人の花嫁候補から、ひとりを選んで結婚すること。そうしなければ王位継承権は、弟のレオ王子に与えるという。だが、ラファエルの心にあるのはダニエラだった。ラファエルは彼女を誘惑するが、皇太子の派手な恋愛遍歴を知るダニエラは彼を避けようとする。一方、ラファエルは、あることをきっかけに彼女が義賊のリーダーであると気づいて…。華やかな王宮を舞台にしたヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
フォリー,ガーレン[フォリー,ガーレン][Foley,Gaelen]
ペルシルバニア生まれ。ニューヨーク州立大学フレドニア校で文学の学士号を得たのち約5年半にわたって、夜はウェイトレスとして生活の糧を稼ぎ、昼間は作家修業にいそしむという生活を送る。処女作である『美しき海賊のプリンス』はロマンティック・タイムズ誌で評論家の選ぶヒストリカル・ロマンス最優秀新人賞を受賞。これまでに10作品を超えるヒストリカル・ロマンスを執筆、11カ国で翻訳され、ホルト・メダリオン賞やゴールデンリーフ賞、National Readers’ Choice Awardなど、数々の賞に輝いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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