幻冬舎文庫<br> 隠されたパンデミック

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幻冬舎文庫
隠されたパンデミック

  • 岡田 晴恵【著】
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  • 幻冬舎(2009/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344413863
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ワクチンが足りない!情報が操作されている!ウイルス学者・永谷綾は、厚労省の新型インフルエンザ対策の不備を追及、本省を追われる。同時期に、“弱毒型”インフルエンザが発生、同省の対策の甘さが露呈した。もし今“強毒型”が流行したら、被害は何百倍にもなる。綾は、政界や経済界に直訴を始めた。厚労省の闇を暴く、問題の社会派小説。

著者等紹介

岡田晴恵[オカダハルエ]
1963年生まれ。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学。ドイツマールブルク大学医学部ウイルス学研究所客員研究員、国立感染症研究所研究員を経て、現在、21世紀政策研究所シニアアソシエイト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

49
以前の鳥インフルエンザのワクチン騒動を思い出し、その恐怖を感じ取ることのできる一冊でした。著者がウイルス・ワクチン専門の医師であり、しかも騒動の当時の当事者であり、自分自身の事をウイルス学者の永谷綾に置き換えて書かれている小説だけあって、読み応えは十分すぎるほどでした。あの当時、確かにワクチン接種に優先順位がつけられ、病院勤務の私はワクチンを接種したものです。その裏で官僚と学者たちの戦いが実際に行われていたことを思うと、またまだ頭と数字で考える官僚と現場で奮闘している人達の苦悩の差にも恐怖も感じるほど。2015/10/02

しんすけ

15
著者は2020年の2月からメディアによく登場している。現在進行形の世界的感染症の真実を伝える感がある。池袋大谷クリニック事件後は、やや口調が後退した感があったが、真実を伝えようとする姿勢は変わらないようだ。 本書は2009年の新型H1N1インフルエンザパンデミックをめぐる動きを小説にしたもの。 小説形式だがほぼ真実に近いのだろう。小説にしなければ書けない事情もあったのかもしれない。 感染防止もワクチン政策も官僚機構に阻まれて容易に進まない。2020年の今日と同じ状況が既に呈されていたわけだ。 2020/03/24

Melody_Nelson

8
タイムリーかなと思って読んでみたら、現状と酷似する箇所が多くてゾッとした。本作は新型インフルを想定した10年前の作品だが、新規の感染症ということでは今の新型コロナウイルスと同じで、ということは、今問題になっている点は既に予測できていたわけだ(マスク不足、保健所のPCR検査拒否、院内感染なども)。しかし、ワクチンやプレパンデミックワクチンの対策など殆ど解決されていない。そもそもワクチン製造について詳細を知らなかった。小説の体をなしながら、感染症の勉強にもなる本。綾さんは、著者の分身なんでしょうね。2020/03/08

yamakujira

5
鳥インフルエンザの危険性を訴えても、対策を講じない行政や理解が乏しいマスコミの姿に徒労感を覚える研究者師弟。世界的に高名な大田は国の研究所を背負って情報発信と提言を続け、研究所を辞した綾は講演や著作で啓蒙活動に励みながら理解者を募る。怖れていた強毒性ではなく、弱毒性の新型インフルエンザが流行、それでも対策が遅れる国とパニックになる現場の姿は決して絵空事ではない。現実の問題を提起する有意義な作品だと思うけれど、説明的な文章が躍動感を削いでしまって、小説としてはあまり面白くないのが残念だな。 (★★★☆☆)2018/04/07

dai

1
メッセージ強く伝わるし、分かりやすくパンデミックの恐ろしさを描いている、とても良い本と思う。だけど官僚の仕事を想像で描いてるように思えて。専門家だけが正しくて、官僚が後手で遅くて事なかれ主義で、なんて構図で表さない方が良いんじゃないかと。本当の課題と解決のためには。2020/04/20

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