幻冬舎文庫
上原ひろみ サマーレインの彼方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344413702
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0195

内容説明

「百年に一人の音楽家だ」。チック・コリアら本場ジャズメンも絶賛するピアニスト、上原ひろみ。観客を興奮と感動の渦に巻き込む、パワフルな演奏とはじめる笑顔の裏には、常に全力を尽くす努力があった。「音楽で生きる!」と決めた十二歳から「新しい音」へのたゆまぬ挑戦―。若き音楽家の原点とさらなる魅力に迫る情熱のノンフィクション。

目次

序章 二〇〇五年一月八日―NYブルーノート
第1章 二〇〇五年五月三十日―ナッシュビル
第2章 二〇〇五年六月一日―ナシュビル~ワシントン~ニューヨーク
第3章 二〇〇五年六月二日―ニューヨーク
第4章 二〇〇五年六月十日―東京
第5章 二〇〇五年六月十一日―浜松
第六章 二〇〇五年六月十七日―再びナッシュビルへ
終章 二〇〇五年七月三十一日―苗場
文庫版追記 二〇〇八年/二〇〇九年
毎日が一期一会(上原ひろみ)

著者等紹介

神舘和典[コウダテカズノリ]
1962年東京都生まれ。音楽ライター。ジャズ、ロック、J‐ポップなど、幅広く取材

白土恭子[シラツチヤスコ]
1970年東京都生まれ。写真家。NY在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PG

8
PG的上原ひろみさんの好きなところ。①頭が良い。努力家。目標達成のために何をすれば良いか自分の頭で考え、実行できる。②かわいい。いつも笑顔で周りを癒す力を持っている。謙虚。③演奏がパワフル。美しい旋律を沢山生み出してくれる。彼女の音楽を聴くと前向きになれる。▶︎本書は05年出版作品の文庫版。YAMAHAのお膝元浜松が生んだ世界的ジャズ•ピアニスト、上原ひろみさんについての本。本人ではなく著者の情熱により実現したらしいのだが、世界中を飛び回る彼女に密着して本として纏めてくれたことに感謝したい。2018/12/23

vinlandmbit

8
大学時に知ってからずっと聴き続けライブを観に行って応援し続けている上原ひろみの音楽に対する凄まじすぎる程のストイックさ、まっすぐさ、音楽家としての誇りを垣間みれる貴重な一冊。このストイックさを自分も自分の分野で出さねばと大きな刺激をもらえました。1stアルバムから最新のアンソニー/サイモンプロジェクトアルバムまで常に変化し続けている彼女のこれからに期待しつつ、これからも追い続けます。2014/06/01

nobu23

5
上原ひろみのデビュー前から3枚目までのアルバムまでの軌跡を振り返る本。過去話だけでは無く、ライブやレコーディング風景などを描かれていて楽しめる。 文庫版は追加でその後の話まで追加されていてお得。2019/12/31

ネムル

4
天才の名を冠してぷらっとアメリカに修行に行くんじゃなくて、そこに行きたくて仕方なくてどうしようもなくなるまで抑えて爆発させるハングリーさ。綿密に先々まで計算を立てて時給がいいという理由で、バイトが蟹売りというギャップ。2013/05/31

hoge

3
上原ひろみのライブにはまだ4回程しか行けてないが, どれも最高だった. 彼女の演奏を聞くと, 自然に体が動き出し, 殆ど過呼吸のようになって全身が痺れてくる. 高まる感情に体がついて行けず, 終始最高の笑顔になり限界を越えると涙が溢れてくる. ライブの感想が長くなってしまった. この本にはピアノを始める前の話から2009年までの彼女の活躍までの話が書いてある. どれも凄いエピソードばかりだった. 上原ひろみの演奏を聞ける時代に生まれて本当に良かったと思える一冊である.2016/02/10

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