内容説明
19世紀初頭。地中海に浮かぶアセンシオン王国の王女セラフィナは、国王の側近であるダリウス・サンティアゴに愛の告白をした。だが、国王に忠誠を誓うダリウスは王女に想いをよせながらも、決して結ばれるはずのない恋ゆえに王女を避けつづける。一方、セラフィナは軍事援助を得るための政略として、ロシア貴族との結婚が決まってしまう。その後、ナポレオンのセラフィナ誘拐計画を知ったダリウスは、王女を人里離れた別荘へとかくまうことに。ひとつ屋根の下で、愛をたしかめあうふたり。熱く体を触れあわせるが、ダリウスは絶対に一線を越えなかった。セラフィナを他の男と結婚させたくない。だが、ナポレオンの侵攻も防がなくてはならない。そのためにダリウスがとれる行動はただひとつ…。王女のためなら命さえ惜しくない―身分ちがいの恋がドラマティックに燃え上がる、極上のヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
フォリー,ガーレン[フォリー,ガーレン][Foley,Gaelen]
ペンシルバニア生まれ。ニューヨーク州立大学フレドニア校で文学の学士号を得たのち約5年にわたって、夜はウェイトレスとして生活の糧を稼ぎ、昼間は作家修業にいそしむという生活を送る。処女作である『美しき海賊のプリンス』はロマンティック・タイムズ誌で評論家の選ぶヒストリカル・ロマンス最優秀新人賞を受賞。これまでに10作品を超えるヒストリカル・ロマンスを執筆、11カ国で翻訳され、ホルト・メダリオン賞やゴールデンリーフ賞、National Readers’ Choice Awardなど、数々の賞に輝いている。現在、ピッツバーグ近郊に在住
森野そら[モリノソラ]
東京生まれ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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