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ラベンダーブックス
ふたたび、恋が訪れて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 405p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344413344
  • NDC分類 933
  • Cコード C0193

内容説明

19世紀英国。ロクサーナ・ドリューは半年前、夫アンソニーを病気で亡くし、悲しみに暮れる生活を送っていた。ところがある日、亡夫の兄マーシャルから、養ってやるかわりに自分の愛人になれと迫られてしまう。好色な義兄から逃れるため、ロクサーナは小さな家を借り、幼い娘ふたりを連れて移り住む。家の持ち主は侯爵のウィン卿であるが、戦争のため不在にしていた。ある晩、領地の視察をしていたウィン卿がこの家を訪れる。ウィンは悲惨な戦争体験や離婚のスキャンダルのため、人に心を閉ざしていた。だが、健気に生きるロクサーナや娘たちと友情を育むうち、ふたたび人を愛する気持ちを取り戻し…。ヨークシャーの大自然を舞台に、第二の人生を歩もうとするふたりが出会い、さまざまな障害を乗りこえて結ばれるさまを丹念に描いた、心温まる感涙のロマンス。RITA賞受賞作。

著者等紹介

ケリー,カーラ[ケリー,カーラ][Kelly,Carla]
大学の非常勤講師などを務める歴史研究家。英国摂政期を舞台にしたロマンス小説を執筆。作品数は40を超える。2回のRITA賞受賞をはじめ、ロマンス・レビューサイト「All About Romance」のReaders Awardを2回、「Romance Readers Anonymous」のBest Regency Authorおよび、Best Regency Romanceを2回など、数々の賞に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

33
夫を亡くし、悲しみにくれていたロクサーナは好色な義兄から逃れるため、戦争や離婚スキャンダルで人から遠ざかっていたウィン卿の屋敷の離れを借り、2人の娘と暮らし始める。自分の気持ちを気付かれないようロクサーナに無償の愛情を注ぐウィン卿、雪の山越え、カッコいい。涙もろく意外とユーモアのセンスもあり、子供にモテモテ、ピアノが弾けるところもカッコいい。しかも眼鏡男子で読書家。一冊まるごとウィン卿の魅力でミッチミチ♡もちろん、ロクサーナはチャーミングで2人の娘も愛らしく、彼女を襲う災難など、ストーリーも読み応えあり。2017/10/04

mao

25
★★★★.5 ウィン卿が最高すぎ。全く非の打ち所がないヒーロー。この本読んだら、一気にヒーローのハードル上がるくらい。初めて、ロマンスのヒロインに嫉妬しちゃいました。いいなー、いいなー、こんなに愛されて、守られて、与えられて幸せやなぁ。羨ましいなぁ( ´ ▽ ` )2017/09/20

アン

19
期待通りの素敵なお話でした。ウィン卿の優しさと強さと良い意味で貴族らしくないところがステキでした。ロクサーナも次々に課せられる問題にも負けずに立ち向かう姿も良かったです。2人の子供たちも可愛かった。駆け引きや傲慢な人物も出てこなくて読後感の良い作品でした。少しだけホイットコム卿はムカついたけど。間違いなくお気に入りの1冊です。2015/04/07

Rin

14
未亡人ヒロインと裁判沙汰で泥沼離婚したヒーロー、抱えるものはそれぞれ大きいはずだし、特にヒロインの置かれた立場は難しいんだけど、物語はとっても穏やかに進む。2人のやり取りも軽妙でヒーローが侯爵と何度も忘れるほど。というか、あまり貴族設定の影響はなかった、ヒーローが避けてるし。そして凍傷で足の指失うヒーロー初めて見たわ💦 何より、ヒロインの娘2人がとっても可愛くて健気でたまりませんでした。ラストの追伸、声あげて笑いました。悩むぐらいなら起きて隣にいてあげて🤣2020/09/04

みどり

13
うっとりしながら読了。子持ちの未亡人と、離婚スキャンダルで社交界から締め出された侯爵(元軍人)がもう一度恋に落ちるまでのストーリー。二人の心が結ばれるのを1年かけてじっくりと描いているだけあってすごく丁寧で共感!自然や日々の描写が美しくて、目の前には緑の草原が想像出来ます。娘ちゃん2人がとにかく可愛い。着地も綺麗で、何だって死んだ夫からヒーローへと心を動かしていくヒロインの様子をここまで読者に不快感なく書けるなんてすごい!自分に自信がなくて、元軍人なのにピアノが上手いヒーローが個人的にとてもツボでした。2015/04/25

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