内容説明
ウィスコンシン州ミニワ署の女性警官ジェシー・マッケイドは、夜の森で、人を噛んだ狼を追跡する途中、全裸の美しい男に出会う。その翌日、狼に噛まれた被害者が狂暴化し、人を噛み殺すという事件が発生。ジェシーは捜査の過程で、全裸の男―ネイティブ・アメリカンのウィリアム・カドット教授に再会する。彼はジェシーの自宅に突然あらわれ、ジェシーの唇を奪う。思いがけぬ行為に、ジェシーは心乱れる。なぜあんなに美しい男が自分に興味を持つのか?一方、署に狼ハンターなる人物が訪れ、新種の狂犬病が広がっていると警告。感染源を断つため、ジェシーを助手とし、狼狩りを開始する。仕事の合間に、カドットとの情事を深めていくジェシー…。青い月が昇る夜、大きな危険が待っていた。恐るべき真実と恋のはざまで燃えあがる、スリリングな傑作。RITA賞受賞作。
著者等紹介
ハンデランド,ローリー[ハンデランド,ローリー][Handeland,Lori]
10歳で作家を志す。ウェイトレス、教師、経営管理、家庭用品のセールスウーマン、母親業など数年の紆余曲折を経て、1993年に初の著書刊行。それ以来、コンテンポラリー、ヒストリカル、パラノーマルと多岐にわたる分野で作品を発表。2005年には『BLUE MOON』でパラノーマル部門におけるRITA賞を受賞、2007年には、『The Mommy Quest』でロング・コンテンポラリー部門におけるRITA賞を受賞。The Prism AwardやThe National Readers Choice Awardなどの栄誉にも輝く。現在、夫と2人の息子とともにウィスコンシン州で暮らしている
松藤留美子[マツフジルミコ]
東京生まれ。東京外国語大学卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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