内容説明
不良マンガに憧れ、わざわざガラの悪い学校に転校したヒロシ。彼はその中学最強の達也たちにビビりながらも、達者な口で見事ワルの仲間入りを果たす。その後、ムカつく警官に悪戯したり、近隣中学に殴り込みをかけたりと、念願の不良生活を送りながら、達也たちとの友情を育んでゆくが…。ベストセラーとなった青春小説の金字塔。
著者等紹介
品川ヒロシ[シナガワヒロシ]
1972年東京都生まれ。吉本総合芸能学院(NSC東京)第一期生。同期の庄司智春と95年にコンビ「品川庄司」を結成しデビュー。2009年には、『ドロップ』を原作にした長編映画にて監督デビューを果たすなど、その活動は多岐にわたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
22
映画化もされた品川ヒロシの有名小説。不良学園ものという読み手側の好き嫌いがはっきり分かれるであろうジャンル。おそらく本人の実体験がベースになっているからか、臨場感は非常にあるが、回収されていないと思われる伏線も結構あったりとストーリーとして練られているとはあまり思えない。この手のタレント書き手は実体験ベース以外の作品で真価が問われる気がする。2022/09/08
END
6
喧嘩して仲良くなってまた喧嘩して……なんだかんだで平和!今なら絶対にあり得ない。こんな風に騒いで笑ったり怒ったり泣いたりと、当人達は楽しいんだろうね。でも、ヤンキー物は漫画で読んだ方が絶対に面白いと思う。『コータローまかりとおる』を喧嘩に生かすとか、赤い彗星と木馬とかオタク度も結構高いのは品川らしい。2013/10/21
うち
4
なんか最近、映画監督とかして、マルチな才能、みたいな感じで扱われてるから、どんだけ面白い小説書くんだろう。と、期待して読んだら。。。あれ?という感じだった。期待せずに読めばよかった。なんか、最後にもうちょっと広がりがあれば、喧嘩のくだりとかも、意味があったような気がするけど、結局最後まで、喧嘩だけして終わってしまった感。何がいいたかったんだろう。2012/06/10
GIN@本棚大洪水中
4
漫画で少し読み購入 ヒロシは私立中学から公立校に転校して不良をやることに。仲間との友情を築いていくが、ある事件で…… この手のタイプの本は読んだこと無かったけれど、すごくあっさりした読了でした。 少し笑いそうになったところもいくつかあった。ギャグネタ?が多かったけれども青春小説の理由がわかるはなしでした 2012/04/09
ディアレオン
4
まぁ、よくある不良の話ーって感じでしょうか。あまり新鮮味がなかったかな。でも喧嘩でのケガは痛そうである。。。映画は見てみようかな。2011/05/10
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- 和書
- 化外の花