内容説明
工場再建のプロとして、ソニー、キャノン、トステム、スタンレー電気など大手企業の現場を救ってきた改善のノウハウを伝授。リードタイムの短縮、セル生産方式の導入、小ロット化と平準化など、生産効率アップのための現場改革とは?常識破りの工場経営が、「ものづくり」を救う。脱大量生産・脱分業を唱える究極のトヨタ生産方式が明らかに。
目次
第1章 「ムダとり」とはなにか(顧客に一番近いところから見る;三メートル離れて読めない情報は意味がない ほか)
第2章 脱「大量生産=分業」宣言(「モノづくり」への目覚め;大量生産のための組織化 ほか)
第3章 「ムダとり」を成功させる経営とは(口は一つで、耳は二つ;顧客との接点を見れば企業がわかる ほか)
第4章 なぜあなたにはムダが見えないのか(ムダとは駄賃がもらえないこと;人間の動作そのものがムダを生む ほか)
第5章 常識を打ち破らなければ組織は変わらない(指示待ちの姿勢はもうやめよ;失敗を反省する「ムダとり」 ほか)
著者等紹介
山田日登志[ヤマダヒトシ]
1939年、岐阜県生まれ。岐阜県生産性本部を経て、78年にPEC産業教育センター設立。トヨタ生産方式の創始者故大野耐一氏から教えを受け、三三〇社以上の現場改善を推進。NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』をはじめ、マスコミでも話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。