幻冬舎文庫<br> 椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉

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幻冬舎文庫
椿と花水木―万次郎の生涯〈上〉

  • 津本 陽【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 538p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344412583
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

土佐国中ノ浜村の貧家に生まれた万次郎は、ある日、乗り込んだ漁船が遭難、太平洋の無人島に漂着する。島での暮らしは言語に絶したが、彼の生への執念は天に通じた。百数十日後、大海原に船影が―。それは、生まれて初めて目にする異国船の異容な姿であった。幕末動乱期に活躍した国際人・ジョン万次郎の波瀾の生涯を描く壮大な歴史ロマン。

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年、「深重の海」で第七九回直木賞、「夢のまた夢」で第二九回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

93
名前は知っているが、「漁船が難破して外国に渡り、後に日本に帰国した人」くらいのお粗末な知識しかないジョン万次郎。その彼の生涯を読友さんのお陰で知る事ができる。彼が遭難して米国に渡ったのはこんな少年の時だったとは。母や故郷への思慕を胸にしまい、差別の眼差しに耐え、人の何倍も努力し、新天地で生きていこうとする少年の健気さに胸が詰まる。周りの米国人の温かい支えも救いだ。しかし日本と欧米のこの文明と技術力の差!やはり当時の日本が井の中の蛙に見えてしまう。2016/06/07

ころりんぱ

50
息子の高校で雑学が豊富で話が面白く絶大な人気のある日本史の先生が、ジョン万次郎が好きでこの本をオススメしていた、と小耳に挟み読んでみた。なるほど面白い。ジョン万次郎って名前は小学校の時から知ってるけど、江戸末期に漂流してアメリカで暮らした人くらいの認識。読みどころは万次郎の成長。目標を見つけて努力をし続ける強さったら…スポンジのように柔らかく、吸収力抜群、魅力的な万次郎を応援せずにはいられない。土佐に帰りたいという気持ちを胸に抱きつつ、与えられた環境で最大限の努力をする万次郎を応援しつつ、下巻へ。2016/11/11

Willie the Wildcat

32
ハングリー精神もあったとは推察するが、それ以上に恩への義理と感謝が、努力の礎でもある。心がとても純粋。だから相手の心に訴える。特に、キャサリンとの恋の育みは、思わず応援したくなる。結婚できて本当に良かったよ!私の滞米時代とは比較にもならない当時の環境。あぁ、(自分が当時アメリカで)世話になった周囲の方々が、頭に浮かぶ。特に、今でも当時と変わらず付き合ってくれる教授、友人に改めて感謝。初心を思い出させてくれるような話・・・。後半がとても楽しみ!2012/10/27

ロッキー

28
幕末の国際人・ジョン万次郎の生涯。乗り込んだ漁船が遭難し無人島へ漂着。そして外国の捕鯨船に救助される。日本しか知らずの世界から更に大きな世界に投げ出され、異国の地にて人種・文化も異なり言葉も通じない中で、一生懸命に勉強し英語を習得し、それと好奇心の強さと素直で聡明な人柄が認められ多くの外国人と打ち解けていく万次郎。とても素晴らしいと思う。優秀な人だったんですねえ。しかし、日本に帰国したくとも徳川幕府の異国船打払令でしたか鎖国体制のため近づくことさえできない。後半どうなるのでしょうか。2011/08/28

大奥のじぃ

19
土佐のジョン・万次郎はどんな人物だったのか、江戸後期に初めて日本領土からアメリカ船に乗り米国文化をどのように吸収しアメリカ文化を体得していったか。歴史作家の津本氏が面白く淡々と描くドキュメンタリーに鯨油と銃と自由と船乗りと冒険が描かれる。やっぱりアメリカ人はパワー一発の民族なのだ。そこに知恵と器用さで入り込んでいく万次郎ってすごい奴なのだ。下巻につづく。2022/09/05

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