内容説明
19世紀英国。賭けや飲酒に明け暮れ、破滅的な生活をしていたレジーが、ある日突然、大きな土地を与えられ、領主になることに。そこは優秀な執事によって管理され、大いに繁栄していたが、新領主となったレジーが対面したのは、男の装いに身を包む女性執事だった。執事のアリスは、女であることを理由に解雇されるのではないかと恐れるが、彼女の実績をかい、レジーは雇用を続行する。はじめはレジーを警戒するアリスであったが、彼の圧倒的な男らしさにふれ、次第に惹かれていく。だが、レジーには深刻な飲酒癖があり、酒が入ればアリスに興味を示すが、しらふのときは無関心。アリスは禁酒の支えになりながらも、酔っているときでないとキスしてくれないことに絶望を感じはじめていた―RITA賞を受賞した、ヒストリカルの最高峰、ついに初邦訳。
著者等紹介
パトニー,メアリー・ジョー[パトニー,メアリージョー][Putney,Mary Jo]
大学卒業後、デザイナーとして活躍。パソコンで文章を打つことをおぼえてから、執筆に目覚める。最初の作品が瞬く間に売れ、作家専業の道へ。1987年のデビュー以来、29の作品を発表、数々の賞に輝く。米国ロマンス作家協会のアワードでは、これまでに9作品がRITA賞候補となり、そのうち『The Rake and the Reformer』(1989年)と『Dancing on the Wind』(1994年)で、RITA賞を受賞。ゴールデン・リーフ賞ではベスト・ヒストリカル・ロマンス賞を4年連続で受賞。Liblary Journalが選ぶ年間ロマンス小説ベスト5には5回選ばれ、Booklist誌の年間ベスト10にもランクイン。また、ロマンティック・タイムズ賞も数回獲得。バルティモア在住
中村藤美[ナカムラフジミ]
熊本県生まれ。北九州大学外国語学部米英学科卒業。上京後、英文秘書などを務めたのち、翻訳業に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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