内容説明
レストランで隣り合わせた美女が忘れていった携帯電話をうっかり持ち帰った浅見光彦。ホテルにカンヅメ中だった軽井沢のセンセに相談していると、暗号のような奇妙なメールを見つける。手に余った光彦は、再びレストランを訪れるが、何者かに追われたうえ、その店の従業員が殺されたことを知る。女の妖しさを描ききる異色の内田ミステリー。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
1934年東京都生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て、80年、『死者の木霊』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
65
あー、これは浅見さん逃げないとダメだわ…とつい笑ってしまった。短編と言うこともあり、いつもの旅情ミステリーでない分、あっさり楽しむこともできた。そして、それぞれの作品に出てくる女のしたたかなことといったら。女の上部の姿と言葉に騙されちゃいけないって同性ながら思いました。内田さんも、濡れ場的な作品を書くんだなぁと新しい発見もあり。いつもと違う内田作品を味わいました。2015/04/03
sarie
6
色々な時代に書かれた「女の怖さ」をテーマにしたアンソロジー5話。一応光彦シリーズ98作目。 埋もれ火はドラマにもなった作品。光彦ものは表題作の1話だけでした。 面白さでは、埋もれ火と光彦ですが、題材の「怖さ」で選ぶなら「交歓殺人」かなと思います 2015/10/21
ごへいもち
6
短編は全部イマイチ。表題の一編は井上某や芳香亭・携帯の忘れ物…と今読みかけの「ESCAPE」と同じかと思ったら全然違ってました。いつもながら著者のあとがきが楽しみ。2011/04/11
Kiyoshi Utsugi
3
内田康夫の「逃げろ光彦」を読了しました。 五編の短編小説が収録されていますが、そのうち浅見光彦物は最後の「逃げろ光彦」の一編のみでした。 レストランで隣に座った美女が置き忘れた携帯電話のメールに書かれていた暗号 9/28/16/30 6HPC 3K5000 9/13/22/15 THSP6 5K7500 をヒントに、浅見光彦が謎を解き明かします。2019/06/06
なめこ
2
デビュー直後の『濡れていた紐』、エロチシズム路線をねらった『飼う女』『交歓殺人』、85年ごろの『埋もれ火』と、2005年の表題作『逃げろ光彦』という、女をテーマに集められた短編集。光彦シリーズとは趣が異なるものの、センセの筆致は確かにありますね。良くも悪くも「いつもの」内田康夫だと思いました。2016/12/10
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