内容説明
京都の古刹を訪れた東京の弁護士・辻村は、本堂で出会った和服の美人・沙羅と思いきって食事の約束をする。夫の浮気に悩む人妻の綺麗な眉、色っぽい唇…脱がせたらどんな躰なのか―欲望は脹らむが、部屋に誘うのは意外にも容易だった。すぐに唇を塞ぎ胸元に手を入れた。愛撫で乳首がしこる。「帯、解いておくれやす」たまらず沙羅は言った。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県出身。福岡女子高校卒業後、現代文芸研究所の田端信氏に小説の指導を受ける。1989年、『卒業』(のちに『華宴』に改題)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lotta7
3
京都を舞台にしているので、京言葉が満載の官能小説。女流作家の作品なので、男性のヌキを目的とした道具で無いところが良い。個人的には二人目のヒロインとのやりとりがツボにハマった。2019/12/21
棚
1
かんなと初音で迷う…かんな…かんなの豹変と初音の熱とどっちも捨てがたい ただ夏蓮だけはちょっとカンベンで…抱けないですわ、あのテンションは… 藍川先生はまだ二冊目ですが、ほとんど京都ものなのかな??今後も随時買う予定2019/09/10
だい
1
京都に行きます。和服が似合う。2014/05/04