内容説明
人間の本質は妬み・嫉みにあり、組織を動かし、日本の歴史を変えてきたのも結局は嫉妬心であった。藤原道長、北条泰時、豊臣秀吉、伊藤博文、大隈重信、田中角栄、小泉純一郎などの偉人たちが嫉妬と闘ってきた身につまされるエピソードを満載。「人間通」の著者が喝破する究極の日本人論&人間関係論&成功哲学。ビジネスマン必読の書。
目次
第1部 嫉妬する人、される人(嫉妬が動かしてきた日本社会;一人勝ちは勝ちにならない;劣等感と鬱;嫉妬から上手に身を守る)
第2部 日本人と嫉妬心(何時も人の世は住みにくい;百人のうち十人は拗ねてヤル気をなくす;不平等だからこそ、この世は成り立つ;人の区切りには二通りある ほか)
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
1929年大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は書誌学、近代日本文学。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。サントリー学藝賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞、読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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熊本震災10年の雨巫女。
14
嫉妬心が、組織を動かし、日本史を変えた。なるほど、確かにそうですね。嫉妬って、してしまうし、されてつらかった思い出もある。エピソードは、面白かった。2010/12/13
まどリス
6
予想していた本とちがったー。歴史上の人物や政治家、小説を題材に著者がおしゃべりしている。「本を読むことは学問をすることではありません。自分の精神をコントロールするコツを覚えることなのです」という文がお気に入り。2012/11/18
星空の挑戦者
5
世界中で日本人ほど嫉妬深い人種はいない、誰かひとりだけ飛び出してはいけないのだ。そこで面倒だから誰も嫉妬できないトップをつくって、それ以外は平等だというシステムをつくった。トップとはもちろん天皇陛下である(本文より)。著者は大学教授ですがインテリの嫉妬というのはすごいらしい。毎日同僚と闘っておられるのでは。2010/02/08
kappa
3
印象に残ったことはいくつかありました。一つの題目は「人のために席は空けておく」。これは愛嬌ともいっていますが、人が寄りつくためには完全に見えてはだめ。親分肌であっても人が寄ってきたときに席をあけておけるスペースを自分の回りにつくっておくということ。二つ目は「読書によって嫉妬心を抑える」ということ。人は嫉妬心でできていることがわかり、かつ嫉妬心と人はどのように共存してきたかと学ぶことができるからです。何にでも万能薬をさがしてしまいがちですがこれも日々の心の鍛錬が必要だということでしょうか。絵画のように眺めて2009/08/24
Mori Keiko
2
世の中は嫉妬社会であり、読書生活の要諦は、嫉妬心を抑える工夫である。なるほど。。感情をそのままあらわすと嫉妬的な人、あらわさないと理性的な人、冷静に思考を整理し他の事に転換できると知性的な人。嫉妬という視点から歴史を読み解くと、とても面白い。2013/08/31




