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幻冬舎文庫
春雷道中―酔いどれ小籘次留書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344410824
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ほの明かり久慈行灯の製作指南と、久慈屋の跡取り娘と手代の結婚報告のため、水戸へ出立した小籘次ら一行。だが、主人の座を狙っていた番頭の泉蔵が率いる一味に、突如として襲撃される。折も折、一行の行く手を阻む新たな騒動が勃発。図らずも二組の敵を迎え撃つこととなった小籘次に、はたして活路はあるのか。風雲急を告げるシリーズ第九弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。日本大学芸術学部卒。『闘牛』でデビュー。98年に時代小説『密命―見参!寒月霞斬り』を発表するや、迫力のある殺陣と人情味溢れる物語で読者の圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TakaUP48

43
竹藪蕎麦の勘当息子の救出と改心劇のあと、久慈屋の水戸藩行きに小籐次と駿太郎が同行。久慈屋の三番番頭・泉蔵は集金四百余両の横領と遊興の悪行を重ね、店主・昌右衛門から金子を取り上げようと浪人を引き連れ一行を襲うも、小籐次に退治される。一方、江戸では七千両強奪の御金蔵破りが発覚。剣術狂いの直参旗本・早乙女の仕業と噂され、水戸街道を逃げているという。水戸到着直後より、新たに吉原明かりの製作に入る。千波湖周辺に早乙女一味の隠れ家を発見、水戸藩共々捕り物に直行。ここでも小籐次の活躍で一件落着。静太郎・鞠の婚礼へ。2021/05/20

くまクマ

23
なんと吉原にも行きました。マーケティングもこなしてしまう小籐次に脱帽です。2021/03/11

藤枝梅安

20
久慈屋の娘・おやえと手代・浩介の婚約の報告をするために主・昌右衛門は婚約した二人を連れて本家のある久慈に旅をすることになった。小籐次は自らが考案した「ほの明かり久慈行灯」の製作指導のため久慈屋一行と同行することになった。ところが、この婚約を良しとしない三番番頭の泉蔵が浩介を追い落とし、久慈屋を乗っ取る動きを見せる。泉蔵一味の策動と前後して江戸から水戸への早馬が何頭も一行を追い越して行った。水戸入りした小籐次らは、江戸の金座・後藤家に賊が侵入し、七千両を盗んで水戸方面に潜伏したとの情報を得る。2010/10/08

calaf

14
少量高額+大量低額...商才もあるんですかねぇ...酔いどれ氏には。2014/02/05

はかり

12
久慈屋一行と水戸へ旅立つ小籐次一行。久慈屋番頭の逆恨みによる襲撃や御金蔵破り一味による襲撃などいろいろあった。記憶に残るのは何と言っても小籐次の呑みっぷり。六升を一気に呑み切ったのには驚いた。これが小籐次の魅力かな。2020/03/16

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