内容説明
冬の午後、柴犬のジローは六歳で急死した。だが、ジローの魂は生きている。飼い主の体に印される爪跡。玄関の扉や部屋の壁や本棚などに刻まれる引っ掻きキズ。すべては霊界から発信されるジローのシグナルだった。父と娘と霊犬の、ほのぼのと心温まる交流記。命は尊い、そして霊魂は不滅である。そんな真理を説き示す感動のスピリチュアル秘録。
目次
第1部 こちらの世界の柴犬ジロー(子犬時代;幼犬時代;若犬時代;成犬時代)
第2部 あちらの世界の霊犬ジロー(臨終;初七日;月命日;四十九日;春のお彼岸;顕世と幽世;百ヶ日;新盆;秋のお彼岸;暮れの墓参;一周忌)
著者等紹介
浅野三平[アサノサンペイ]
1932年愛知県生まれ。東京大学文学部国文科卒業。日本女子大学名誉教授、文学博士。専攻は上田秋成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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