幻冬舎文庫<br> 上と外〈下〉

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幻冬舎文庫
上と外〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 506p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344410206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

千華子を人質にとられ練は、ニコと名乗る少年から危険なマヤの儀式への参加を強制された。それは生死をかけて争う苛酷なレース。刻一刻と過ぎる時間。制限時間まで残りわずか―。しかし、そのとき国全体をさらに揺るがすとんでもないことが起こった。神は二人を見捨てるのか。兄妹は再会できるのか。そして家族は?緊迫と感動の新装版下巻。

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞受賞、06年「ユージニア」で日本推理作家協会賞、07年「中庭の出来事」で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

226
緑一色だった上巻の世界が下巻では黒一色に置き変わり、新鮮な冒険・探検を感じられ、書名の絶妙さに納得させられるこの作品。『成人式』を前に迫りくる時間の中、自らの居室で、ただただ、ああだこうだと、くどくどといつまでもいつまでも自問自答をグダグダと続ける練の心の葛藤を描いた箇所など、恩田さんらしさを存分に味わえるこの作品。「人間は何にでも慣れるのだ。どんなひどいことにも。その時は最悪だと思っても、見方さえ変えれば最悪に底はない」という言葉とともに、エンタメ・アドベンチャーを存分に楽しませていただいた作品でした。2021/05/11

パトラッシュ

202
(承前)マヤの地下遺跡で絶体絶命の危地に立たされる日本人兄妹と、彼らを救おうと必死に動く両親たち。ファンタジーとリアルの同時進行は息もつがせぬ勢いで、エンタメとしては迫力満点だ。主人公が小中学生なので洞窟内の冒険も派手にはならず、地上のクーデターも流血の惨事ではないため緊張感に欠けるが、とにかくひたすら読まされる。次々と襲いかかる困難を乗り越えて全員が救出されるプロセスは、映画よりも映画的な構成と描写に支えられている。成人式の意味や新国家建設など説明不足も残るが、そんなことを考えるのが野暮な面白さだった。2022/01/10

ehirano1

147
いやいや手に汗握って興奮しました、応援しました、感動しました、そして泣きました(44歳のおっさんなのに・・・)。エンディングの「モンジャヤキ、タベニ、キタ」は当方愛読書のゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)のエンディングシーン「たいへんよくできました」に匹敵しました。そしてタイトルは秀逸過ぎ!満足てんこ盛りでした。2017/01/03

aoringo

95
訪れた中南米でのクーデターの混乱の中、ヘリコプターからジャングルへと振り落とされてしまった、少年と妹。その過酷なサバイバルの末二人は離れ離れになってしまう。下巻ではそれぞれが知恵と力で何とか生き延びようとする様が語られる。おそらくハッピーエンドで終わるだろうという勝手な思い込みでハラハラしながらも、どこか安心して読み進むことができた。若者の粘り強い頑張りに力づけられる思いでした。この二人の命を賭けた冒険は彼らの心にも何かをもたらしたに違いない。少年少女の勇気に拍手!2022/11/08

TAKA

78
結構長かったけれど面白かったので納得。ニコに出会ってから練とチカが離ればなれになってからの展開が息つく暇ない。中学生と小学生にしては出来すぎではあるがそれは愛嬌としても前向きに進もうとする二人が頼もしい。成人式はなんだったのかね、まあ、天変地異があったりしてもうなんでもござれの冒険譚です。ハッピーエンドで終わったのでめでたしめでたし。後悔先に立たずか。アニメ化しても面白いとおもうだけどね。2019/09/17

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