幻冬舎文庫
竜笛嫋々―酔いどれ小籐次留書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344410107
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

赤目小籐次が思いを寄せるおりょうに縁談話が舞い込んだ。だが、この話に違和感を抱くおりょうは、小籐次に縁談相手の高家肝煎・畠山頼近の素性調査を依頼する。そんなある日、おりょうが謎の手紙を残して失踪。折りしも小籐次の探索で畠山が偽者との疑いが浮上する。はたして縁談に隠された思惑とは何なのか?大人気シリーズ、手に汗握る第八弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。日本大学芸術学部卒。『闘牛』でデビュー。98年に時代小説『密命―見参!寒月霞斬り』を発表するや、迫力のある殺陣と人情味溢れる物語で読者の圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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TakaUP48

40
おりょうに預けていた駿太郎を引き取りにいった小籐次は、当人から「縁談話」を聞かされる。京の公卿・畠山頼近からの縁談というが、気が進まないというのだ。おりょうの酌を受け、竜笛での秘曲春暁を聴きあとにした小籐次は、青山家のおしんに畠山氏の調査を依頼。畠山氏が偽公卿で山城祭文衆と称する怪しげな集団で、幕閣に不穏な企みを起こそうとしているという。畠山の妖術をかけられて、おりょうが攫われた!大雨の中、品川宿六軒茶屋町外れにいる山城祭文衆一統の中から、激闘の末、見事におりょうを救出。久し振りに手に汗した場面だった。2021/05/16

藤枝梅安

27
小籐次が思いを寄せる、水野監物の奥女中・おりょうに縁談が持ち上がる。相手は高家肝煎・畠山頼近。縁談に乗り気ではないおりょうの気持ちを案じ、小籐次は老中に使える女密偵・おしんに畠山頼近の調査を依頼する。おりょうが何ものかに拐かされ姿を消す。おりょうの足取りを追ううち、畠山頼近は偽物ではないかという報告がもたらされる。畠山にすり替わった男の陰謀に対し、敢然と立ち向かう小籐次の超人的な活躍が痛快。2010/10/06

くまクマ

26
白馬に乗った王子様とは赤目小籐次にござったか!なんとロマンティックなことよ!2021/03/03

ichi

21
シリーズ第8巻。捕らえられたおりょう様を助ける小藤次。カッコよかった!小藤次は無敵ですね。これまでの佐伯さんの作品の中でも一番の強さの気がします。、2016/11/03

calaf

18
これは、超人的な人のシリーズだなぁ...でも、時代小説だからって、この展開はいかがなものか...まぁ良いけど (^_^;;;2013/11/27

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