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幻冬舎文庫
犬の消えた日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344409200
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

30
この作品の主人公家族は比較的恵まれた環境で暮らしてるので、『火垂るの墓』より切羽詰った感じは少ないです。せやけど、さよ子の行動の一つ一つに胸を締め付けられた。こんな時代があった事を知ると、多少無責任な飼い主が減るかも知れないので動物を飼う前に是非読んでほしい作品です。さよ子に対する徳さんの気持ちは泣かせます。2010/08/08

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

17
『犬やねこが消えた』 https://bookmeter.com/books/217036 を小学校でブックトークすると、貸し出し数が増えます。興味を持ってくれる子の多い本です。こちらも同じ内容ですが、主人公さよ子に感情移入しやすく、より悲しさ・辛さ・やるせなさが募る本です。「供出」などない時代が続きますように。2021/09/28

Kikuyo

17
戦争で供出させられる犬と少女の物語ですがほぼ実話です。 犬たちがこんなかたちで命を奪われてゆくのは本当に悲しい。柴犬なら軍用犬にならずにすむと飼いはじめたのですが。 戦争はあまりにも多くのものを奪っていく。そして、少女のおもちゃにもご奉公の時がくる「戦争は、わたしの大事なものを次々と奪っていくのね」人間の都合だけで大切なものや命が奪われてゆくなんて…。2018/11/25

4
200頁に満たない文庫本なのに、知らなかったことが多すぎた。戦時中の犬がどうなったのか。軍用犬として出征していく犬、お国のために“供出”される犬、逃がされたのか捨てられたのか野犬となった犬。動物園の動物が処分されたことは知っていたが、身近なところでもこんな悲劇があったのか。2013/11/29

トキ

3
戦時下の犬の運命なんて、考えたこともなかった。戦争の悲惨さと愚かさを再認識する。2011/06/08

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