幻冬舎文庫
子守り首

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344408579
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

音楽ディレクターの樋山は、童謡「こもりくび」を有望な新人・セラのデビュー曲に決定した。しかし、それは、廃村で惨殺された女性が最期に口ずさんだ“呪いの歌”だとの噂が流れる。そして、セラの路上ライブ当日、突然、聴衆が豹変した。野獣化して人肉を求め、四つん這いで生き血を啜り始めた彼らが耳にしたのは…。戦慄の都市伝説ホラー。

著者等紹介

福谷修[フクタニオサム]
1967年名古屋市生まれ。脚本家、映画監督。2006年、『最後の晩餐』(監督・脚本・編集)で、スコットランド国際ホラー映画祭“Dead by Dawn”にて準グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らすかる

26
読友さんのレビューで気になった作品。いや~残暑厳しい中でホラーはいいですな~♥ 廃村の伝説、呪いの歌、も~素敵なテイスト満載です(∩˘ω˘∩ )♡ 童謡って何となく歌詞が不気味で、それだけでも私には怖さの効果倍増💦 でも歌姫がうたう「こもりくび」聞いてみたいです!2018/09/09

さといも

20
呪われた童謡。廃村。狼信仰。呪われた童謡を聞くと野獣のように変貌してしまう。と不穏な物がギュッと。家族が寝静まってから読んだのですがちょっと怖い。2018/08/16

kumo

13
★★★★☆2016/03/16

Yu。

8
新人アーチストを売るべく選曲された謎の童謡。そのルーツを探るうちに明らかになっていく恐ろしき真相と度重なる呪いの連鎖との関連が相まった恐怖。その童謡に秘められた謎の部分ですが、宇佐美まことさんの『入らずの森』に通じる驚きにも似た新鮮な楽しさ味わえます。それに人物間の繋がりも上手く手伝って、なかなか読み応えのある創りかと。2014/05/15

にゃむこ@読メ13年生

7
ある新人アイドルを手がけることになった落ち目の音楽プロデューサー。デビュー曲に彼が選んだのは、息子の通う幼稚園で流行っていた、わらべ唄とも子守唄とも言える独特な唄「こもりくび」。ルーツを辿れば、どうやら呪われた唄らしい。CDデビューに向けて準備が進む中、周囲でこの唄を聴いた人間が続々と、呪われたように獣化して仲間を「共喰い」。獣化した人間に襲われるシーンやら呪われた廃村のエピソードやらで、かなり不気味に仕上がっている。一方、歌手のCD作成方法や売り込み方など、音楽業界の裏側も垣間見えて興味深かった。2014/11/13

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