内容説明
ヤクザは、明日死ぬ気で、今日女を口説く―。俺は人生の裏街道を歩きながら人間のさまざまな本性を見てきた。中でも女は奥深い。これまで何百人もの女とつきあい裸にしてきた。女の肌を味わうには、まず言葉、心で触れ合わねばダメだ。俺は自分の体験を総動員して女との本気のつきあい方を教える。モテたかったら、俺の話を聞いたほうがいい。
目次
第1章 女は俺の宝物
第2章 ヤクザはなぜモテるのか
第3章 だからヤクザは女に尽くす
第4章 自分を捨てて女を立てる
第5章 ヤクザの芝居、ヤクザの本気
終章 明日、死ぬ気で口説いてみろ!
著者等紹介
石原伸司[イシハラシンジ]
1938年千葉県生まれ。十二歳で家出後、銀座のホステスとの同棲を経てヤクザに。あらゆる犯罪に手を染め、通算二十年間を獄中で過ごす。元広域指定暴力団組長だった組織を引退。現在、雑誌に原稿を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mackane
14
一言でヤクザの口説き方といっても、人によって様々であると思われるが、著者(元そっち系)曰く、ヤクザが他の男と違うのは、女性に対して非常にハングリーであるということ。極度のプレッシャー、いつ箱にぶち込まれるかわからない状況、また連れ添う相手でレベルが測られる業界でもあり、女性のありがたさを身にしみて知っている。だから、絶対に逃したくない。アプローチの手段(演出)は問わない。そして、一度恋仲になった女性には、表向きは別にして、徹底してサービスする。氏のハングリーさに刺激され、男の欲望が高まる一冊。2014/06/18
fuura
9
書いてる事はそりゃあ、まあ、非道の一言。箱入り女子が読んだら卒倒かも(笑)ヤクザだからできる、ヤクザしかできない、犯罪だもんね実践したら。しかし視点を変え男と女の関りで読み解くとあらら不思議透明の糸が見えてきますよ。実践すれば確かに女は惚れるし女には事欠かないだろう。男は女に何を求め、女は男に何を期待するのか、その根本をしっかり押さえているからそこいらの恋愛ハウツー物とは一線を記す。男女の心理学教本と意識すれば頷くことしきり。女子は読むべからず(笑)2017/04/05
ミアロ
1
極論が多すぎるがためになることも多い。 ヤクザのほとんどは女の奴隷だってことにはびっくりだった2010/11/11
HILO
0
昭和のヤクザ全盛期は水商売風(令和の現代だとキャバ嬢に相当)の女性がミンクの毛皮のコート(令和の現代だとハリウッド女優かな)を着用してヤクザに連れ添われている。そんなヤクザが女性の口説き方をレクチャー。恋愛HowToで有名な後藤芳徳の言葉を借りれば、簡単に言えばヤクザは女性を口説くのが仕事だから(女性相手という意味ではホストと同じ)モテるモテない以前に女性を相手にするのがヤクザの仕事。要はサラリーマンの営業マニュアルみたいにヤクザの女性マニュアル。2006/08/05
-
- 電子書籍
- 第七圏(フルカラー) 1 ズズズキュン!