内容説明
働くことにも学ぶことにも踏み出せないニート。なぜ彼らは働く希望を持ちながら動き出せないのか―。ニートの現実を追い、またその増加防止策として十四歳の職業体験を綿密に取材し、現代の若者にとっての「働く」ということの本質を見つめ直す一冊。「ニート」の存在を一気に社会に知らしめた話題の書、待望の文庫化。
目次
第1章 「ニート」という若者
第2章 ニートに会う
第3章 14歳の分岐点
第4章 14歳と働く意味
第5章 ニートからの卒業
第6章 誰もがニートになるかもしれない
著者等紹介
玄田有史[ゲンダユウジ]
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業。専攻は労働経済学。現在は東京大学助教授。若年者の雇用について革命的な問題提起を行った『仕事のなかの曖昧な不安』で大きな注目を浴びた(第二四回サントリー学芸賞、第四五回日経・経済図書文化賞受賞)
曲沼美恵[マガヌマミエ]
1970年生まれ。福島大学教育学部卒業。日本経済新聞社生活家庭部を経て、現在はフリーライター。主に、働く女性の問題や教育の分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 終末世界でレベルアップ【タテヨミ】第8…
-
- 電子書籍
- 日経Linux(リナックス) 2015…



