内容説明
「盲導犬をリタイアした犬ならしつけができていて飼いやすいかも」。そんな気楽な理由で始めた引退犬ボランティア。だが出会って数年で死を迎える老犬との暮らしには、介護の苦労や残される者の悲しみなど、すべてを受け入れる覚悟が必要だった…。4頭の引退犬との出会いと別れ、13年の介護の記録。家族の愛情あふれるノンフィクション。
目次
第1章 はじめまして
第2章 新しい生活
第3章 私たちの意味
第4章 老犬とともに
第5章 再会
第6章 祈り
第7章 老いる
第8章 別れ
第9章 決心
第10章 歩く人
著者等紹介
西田深雪[ニシダミユキ]
1954年生まれ。主婦。岡山県で暮らす。「盲導犬の余生を看てあげて」と題した小さな新聞記事を見たことがきっかけで、夫婦二人で引退犬ボランティアを始める。1991年に、関西盲導犬協会にボランティア登録。その後一三年間に、四頭の犬をあずかる
西田章[ニシダアキラ]
1951年生まれ。会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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