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幻冬舎文庫
やさしい経済学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344406353
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0133

内容説明

経済成長率、GDP、三位一体の改革、特区など、知っておきたい経済用語から、ビジネスに役立つデフレや為替の知識、暮らしに直接関わる年金や規制緩和まで、常識として頭に入れたい、経済の問題をやさしく解説。郵政民営化、ペイオフ、M&A…新聞・テレビを賑わす話題も頭に入る。小泉政権現役大臣が教える、世界一わかりやすい経済の本。

目次

序章 あしたの日本を考えるために知っておきたい 昨日の日本、今日の日本
第1章 成長と安定―「稼げる力」をつければ日本の経済はよくなる
第2章 機会の平等と結果の平等―誰でも挑戦できる社会にしよう
第3章 インフレとデフレ―不良債権処理が新しい可能性をつくる
第4章 需要と供給―世界で初めてデフレを克服する
第5章 「公と私」と「官と民」―「民間でできることは民間がする」社会をつくろう
第6章 経済と安全保障―安全保障や環境は経済の影響を受ける
第7章 都市と地方―地方の自立が日本の活力源になる
第8章 未来世代と現役世代―国債と年金制度の健全化が日本の未来を決める
第9章 貿易と内需―日本はこれから何で食べていくのか
第10章 企業と個人―社会に対する責任を果たすことがいま求められている
第11章 失業と雇用形態―いろいろな働き方を見つけよう

著者等紹介

竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
1951年生まれ。一橋大学経済学部卒。ハーバード大学客員准教授、大阪大学経済学部助教授を経て、慶応義塾大学教授(経済学博士)。2001年小泉内閣の経済財政政策担当大臣として、日本経済再生のために陣頭指揮にあたる。02年金融担当大臣を兼務。04年郵政民営化担当大臣に就く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワダマコト

4
8年前刊行に刊行された本である。不良債権だ、規制緩和だ、と今でも耳にたこができるくらい叫ばれていることが数年前に既に論じられている。 各章毎に少しばかりの漫画と、日本経済の状態を示すに的確な図がのせられる。メディアなどでも一度は使われているはずである。 やさしいをタイトルにつけているだけあって、平易な言葉でわかりやすい。日本経済の状況は本質的にはあまり変化していないだろうから、8年前のものであろうと今の状態を理解するためのヒントとなるものばかりである。2013/09/29

こうじ

3
小泉政権下で経済財政政策担当大臣を務めていた頃に、マスコミを通してではキチンと伝わらないから、ということで竹中平蔵氏が書いた本、らしい。まぁ、たしかに竹中平蔵氏の頃の経済政策には賛否両論があった気もするけど、この本では「やさしい経済学」という書名の通り、難しいことは言わずに、なぜそういう政策をとったか、ワンサイドの説明にならないように丁寧に述べられている気はした。2016/07/12

mkt

2
日本人の生活水準は100年で3倍/ずば抜けて高い競走力を持っている企業が日本経済を引っ張ってきた/90年代に潜在成長率は低下/長期的に経済成長に必要なのは使う力より稼ぐ力/改革をすればコストが発生する何もしなければさらに大きなコストがかかる/競争力をつける王道は競走すること。競争を促進するには機会の平等が不可欠/労働集約産業には集積が不可欠だが都市の時代が続くとは限らない/プライマリーバランス:すでにある借金の金利を払う前の時点での財政バランスをゼロにすること/ 20210826読了 303P 30分 2021/08/26

酔拳

2
経済について考える知識として、読んでみました。 今、日本経済がかかえる問題点、改善すべき点を、簡潔に、書かれていました。 特に重要だとおもったのは、「稼ぎ」と「つとめ」のバランスが変化してきたという事です。高度成長期の会社員の人は会社で仕事するだけでよかった。地域活動の「つとめ」にいかなくてもべつによかった。 だけど、会社が個人を守れなくなった昨今、会社で仕事ばかりすることに意味はあまりなくなってきた。それよりも、地域活動などに参加する時間を増やし、自助自立できるようにする事が大事だというとこに共鳴した 2015/07/21

うえ

2
「シュンペーターという経済学者は、こんな言葉を残しています。「資本主義は、その成功ゆえに失敗する」この言葉は企業の衰退によく当てはまります」2014/03/02

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