内容説明
アメリカに適合できる人間だけが、生き残れる…。言葉、文化、生活そして、野球―すべてが異なるフロンティアの地。日本人メジャーリーガーのパイオニアが歩んできた「挑戦と進化」の日々。メンタルタフネスと英語力を身につけ、セットアッパーそしてクローザーとしての地位を確立した男。頭で考え、イメージし、実行する、成功の全記録。
目次
第1章 アメリカへの憧れ
第2章 NOMOの衝撃―いよいよアメリカへ
第3章 1年目の記憶
第4章 メジャーリーガーの生活
第5章 逡巡と、成功と―1997~2000
第6章 アメリカと日本の間にあるもの
第7章 イチロー君に伝えたかったこと―日本人がメジャーで成功する条件
第8章 適者生存―アジャストメントに必要なこと
第9章 未来へ
著者等紹介
長谷川滋利[ハセガワシゲトシ]
1968年兵庫県生まれ。90年ドラフト一位でオリックスに入団、新人王を獲得。六年間在籍し、五七勝をマーク。97年、大リーグ、アナハイム・エンジェルスに移籍。中継ぎ投手として実績を残す。2002年シアトル・マリナーズに移籍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noritsugu
1
しっかり言語化できるというのはすごいね~。(本人が書いているのかは知らないけど)2009/06/14
nstnykk9814
0
野茂に続いてメジャー本の再読。単行本は2000年12月刊行だが、文庫が出てすぐ読んだはずだから初読は11年前。和歌山から大阪に移ったころかな。長谷川のクレバーさが文章からも伝わってくる。2014/10/05
19720624
0
自信満々、理路整然、テレビで見る長谷川の表情や話し方が目に浮かぶ。2013/07/25
Hideto Horiuchi
0
クレバー、ってのはこういうこというんやろなぁ、と感じた。 それから、「自分には才能ないし」とかも言うたらアカンなぁ。 反省反省、となる、良い本でした☆2013/04/20
さんしょ
0
適者生存って弱肉強食みたいな四文字熟語ね。まぁ意味する方向は同じだと思う。環境に適応する力がなければ競争から脱落してしまう。ただ適応する力=アジャストメントの力は鍛えることができる。自己分析を行い長所と短所を知り、対策を考えることによって。「プロ選手としてはそこそこ」という自己分析と、メンタルの重要性を強調するところは、以前読んだ長谷部誠選手の本に似ているかも。2011/06/24