内容説明
十二年間の結婚生活の終焉。天使が舞い降りたかのように授かった二人の愛娘の存在。再認識させられた生命の強さと切実さ。互いに深い傷を負い負わせた年月を経て、陽光降り注ぐ未来へと新たな扉を開いた一人の女性の出発点。シンガーとして、母として、一人の女として、そっと過去を繙きながら、波打つ想いをありのままに綴った素顔の手記。
目次
第1章 舞い降りた天使たち
第2章 いくつもの季節をくぐりぬけて
第3章 幸福な陽射しと憂鬱な影
第4章 誰もいない風の砂丘で
第5章 運命のすべてを抱きしめて
著者等紹介
山下久美子[ヤマシタクミコ]
1959年大分県生まれ。80年デビュー。82年「赤道小町ドキッ」が大ヒット。女性シンガーとしての草分け的な存在となる。2000年独身で双子を出産。02年アルバム『ある愛の詩』を発表するなど、女性として、シンガーとして輝き続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
7
今井美樹のことが書かれていると知ってとても気になって手にとってみた本。まるで小説のようにさらさらと流れるような文に夢中になった。布袋寅泰との激動の日々に、こんなに激しい二人だったんだ、とびっくりして、双子をひとりで育てることを決めたことにびっくりして、山下久美子という人を名前しか知らなかったけれどとても強くてだけど弱さもあり、とても素敵な人だと思った。こんな風に自然を感じて自由に生きていける母を持つ双子ちゃんたちは幸せだなと思う。2021/01/08
おかーきゃん
5
[図書館本]昔久美ちゃんが好きだったな。思い出して胸がぎゅっってなった。2019/01/06