幻冬舎文庫
人の心を持った犬―野犬・太郎と私の日本平物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344402614
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

その犬の目を覗き込んだ時、私は一瞬息を呑んだ。青く燃えるような瞳の奥に、言葉にはできない程の悲しみと寂しさの色が隠れていた。私の目頭は熱くなり、そして涙が零れた―。群れの仲間を毒餌で失い、自らも銃に追われた野犬と、運命的な出会いを遂げた著者は、その後の人生を捧げる覚悟で犬の心を開かせた。人と犬との涙と奇跡の絆物語。

目次

第1章 出会い
第2章 接触
第3章 太郎
第4章 野生の血
第5章 そして太郎と共に…

著者等紹介

遠藤初江[エンドウハツエ]
静岡県清水市生まれ。郵便局を退職後、趣味の店「露庵」の庵主として現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タメタメ

0
作者の苦しい、楽しい気持ちがよく伝わってくる。犬と作者のそれぞれの人生が重なって、やっと輝いてくる。太郎との波乱万丈の物語。2008/02/19

カエル氏

0
初江さん、ナイスガッツ!太郎、素敵な人に出会えて良かったね!あとがきで、何者かに殴打されて腰の骨が折れて…って、人間はなんて思いやりもなく残酷なんだろうと思った。2018/02/11

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