内容説明
『君の絵じゃダメだね』って、とにかく否定され続けてきた。でも、誰のものでもない僕の人生だから、たとえ今は非力でも、まっすぐ前を向いて絵を描き続けていきたい。「弱虫」って虫にも羽は生えてる、そう信じて―。19との亀裂、愛するばあちゃんとの死別、自責の念、消えない表現への想い…全てを本音で綴った326の自伝的エッセイ。
目次
君の絵じゃダメだね(326は10歳までに作られた;家族を抱きしめる;人はいつか死ぬ、ということ;恋愛、万歳!;326の仲間たち;満から326へ)
プラス1999-2002(卒業;ばあちゃんとの別れ;子供たちへ;生きててよかった)
著者等紹介
326[326]
ナカムラミツル。1978年2月28日、佐賀県生まれ。イラスト、詩、作詞・作曲、絵本、ゲームなど、幅広い分野で創作活動をするポップアーティスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんにゃ
2
○2005/09/25
ruu
2
古本屋でなんとなく手に取り購入。彼が一番有名だった時期の本ではないでしょうか。当時学生だった自分にとって326の絵はとても個性的で魅力的で力をくれた。そこから10年、なんだかこの本を読むと若さならではのエネルギッシュさと恥ずかしさと勘違いが詰まっており、なんだか読んでいて照れくさい。そう、きっと素直なのだ。今、326さんは何をしているんだろう、ってイラストレーターだよね。30代の彼の作品が気になった。2012/12/23
ゆ
1
326の本。今も地道に活動してる326さんが今より尖って見える。2019/03/15