内容説明
結婚を控えた摩美と敦行は、突然失語症になった摩美の親友朋子を気遣い、熱心に世話を焼いた。そのかいあってか、朋子は「劇的」に回復する。だが、挙式当日、祝辞に立った朋子の口から出たのは…(「祝辞」)。「私だけ」の幸せに目が眩んだ女たちの、嫉妬、軽蔑、焦燥、憎悪が渦巻く心の内を残酷なまでに鮮やかにえぐり出す、傑作心理サスペンス。
著者等紹介
乃南アサ[ノナミアサ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学中退。88年「幸福な朝食」が第一回日本推理サスペンス大賞優秀作に選ばれる。96年「凍える牙」で第一一五回直木賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
53
久し振りの乃南さんだが・・。私も女である以上女の怖さは重々承知。自分の気持ちに正直になるのもいいが・・普通じゃないね。鬱屈した気持ちをもてあまします。病院のベッドで読む本ではなかった・・・"(-""-)"2017/09/18
koguma
39
全て女が主人公の短編集。妬みやひがみは女性特有のものなのかな?いや、もちろん男にもそういうタイプの人はいるだろうけど、女の嫉妬は怖いなと再確認できる話が詰まっていて面白かった。オチは読めてしまうものが多いけど、あっという間に話に引き込まれてしまうのはさすが乃南さんだなと思う。2015/11/26
アーモンド
34
何かに執着してしまった、とりつかれてしまった女性の話6編。ねたみや嫉妬、羨望など女の怖い部分が普通に書かれていて上手い。怖い話だけれど、全く分からなくもない自分も怖かった^^;ブラック感満載。2015/07/30
熊本震災10年の雨巫女。
22
【再読】女は、怖いつくづく思う。「祝辞」が、特に怖い。しかし、女性だから、書けるのかも。2010/10/05
hirocchi
9
少し短絡過ぎな思考に思え、50代半ばのおっさんには、あまり響かなかった。2020/07/15
-
- 電子書籍
- ふたりのテーブル 分冊版(6)




