幻冬舎文庫<br> 三日やったらやめられない

幻冬舎文庫
三日やったらやめられない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344401426
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

本来、嘘をつむぐはずの小説家に、自身の日常をさらすエッセイを書けとはどういうことなのか?迷いながら、それでも依頼のままに綴ってみた時代への考察、取材や執筆上のふとしたできごと、旅の印象そして直木賞受賞後の騒動etc.驚きと発見がいっぱい、読んで納得、人気小説家の初エッセイ。巻末に斎藤綾子氏との語り下ろし特別対談も収録。

目次

四十女のルーズソックス
ナイフをめぐる文化度
さまざまな場所
旅日記
三日やったらやめられない
特別対談・斎藤綾子+篠田節子「作家が書く、エッセイのウソと小説のホント」

著者等紹介

篠田節子[シノダセツコ]
1955年東京都生まれ。東京学芸大学卒業後、八王子市役所勤務のかたわら作家活動を始める。90年「絹の変容」で第三回小説すばる新人賞受賞。97年「女たちのジハード」で第一一七回直木賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

57
随筆集。 小説家は嘘を書くのが仕事。 随筆は、本当の事を書かないといけないとのこと。 精神科医が内科を担当するのとは質が違うとのこと。 文章を書く専門家という意味では同じだが。 精神科と内科ではなく、外科と精神科の方が分かり易かったかも。 切ると切らないとの関係を、 本当と嘘に対比させれば。 随筆は、たしかにぎこちない。 あまりにも正直すぎる。 小池真理子のように、軽く嘘も混ぜて書けばいいのかも。 唯川恵も、ややまじめすぎるが、経験が共有できるのが受けるこつかも。 まじめに自分を見つめること2013/04/24

団塊シニア

52
書きたいテーマがありそれを表現する喜びがある、そして作品が多くの見知らぬ人と心がつばがるような手ごたえを感じる瞬間こそ作者の生きがいなのかもしれない、そしてそのことが作者自身を支えてることが理解できる。2016/03/16

奏市

20
エッセイにして正論だが耳痛い事多いなと思いながら読んでいたが、最後には、全体通して人として大切な事を丁寧に教えてもらった気がして、読んでとても良かった。誠実な人だなと頭が下がる。小説家でも何の職業でもそこが何より大事なんだな。簡単な事の様でなかなかに難しい。デビューしたての頃、本屋で目の前で自身の小説買ってくれた人に「サインさせてください」と頼んだ話等微笑ましい内容もあり。「クラブという、男社会ニッポンの接待文化の上に築かれた花園は、実はやましい目的を持たない男女にとっての安全地帯でもあった。」なるほど。2020/10/11

tama

14
図書館本 篠田ファンなので 92~98年にかけてのエッセイだがなんとなく気を使って楽しませようとしている感じがあります。無理しなくていいのに。作家とは、と書いてるがアーティスト全部に当てはまると思う。若者が小説を読まないというのは誤解で、大人が小説と認めない小説を読んでいる。世の中になくても困らない不耕貪食の徒だから、それを生業にしたとき勤勉であり続けねばならない(さもないと仕事がなくなる)。たった一人でトンネルを掘るような作業の中で、数千数万の見知らぬ人々と心がつながる手応えを感じる一瞬がある。これだ!2016/03/15

やどかり

13
小説を書くための取材の話もあって、作品を書くために相当の時間をかけていることに驚いた。篠田さんの作品が好きで結構読んでいるので、あの作品の取材だなぁと考えながら読むのが楽しかった。文化や社会についてのエッセイもあり、真面目な人柄がうかがえる。2013/06/26

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