内容説明
都内の私立病院に勤める二十一歳の新米ナース、今田たえ子。「患者さんの為になりたい」と、やる気と愛は人一倍、マヌケな失敗も人一倍。姉御肌で頼りになる同期、優しいけど気弱な内科医、美人で仕事ができる憧れの主任、個性的な患者さんたちに叱られ、励まされ、呆れられながら、「デキルナース」へと邁進中!?笑えてホロリ、新米看護婦物語。
目次
春(「いかにも新人」の白衣姿;ジュラシック・パークな新人歓迎会;天国と地獄の国試発表日 ほか)
夏(「てめぇ、このやろ」のいい関係;医師を「さん付け」で呼んだ日;友達医師とトホホの暗号 ほか)
秋(お月見;ペテン師も最後には舌を出せなかった;あたしだって看護されたい ほか)
冬(グレてやる;エイズで朝まで;たえ子の意地、ナースシューズ ほか)
著者等紹介
小林光恵[コバヤシミツエ]
1960年茨城県生まれ。東京警察病院看護専門学校卒業。病院勤務を経て現在は医療・看護分野を中心にライターとして活躍。人気漫画『おたんこナース』の原案者でもある。著書に『ぼけナース『ナースマン』『小悩みさん』他多数
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感想・レビュー
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ありちゃん@道東民
26
看護師の友人から頂いた本。まだ、看護師ではなく看護婦と呼ばれていた時代に発行された、短編集。一つ一つのエピソードにユーモアがあったり考えさせられたり、熱くなるものがあったりで楽しく読み終えました。本の中にあったけど、医者を先生じゃなくて、さん付けで呼んでもいいじゃない!私達はチームなんだし!というのがあり、真面目にさん付けで呼んで鬼みたいにキレられるという話があり、考えてみたらさん付けでもいい気はしますよね。シリーズで頂いたので、ゆっくり読んでいきます。2018/07/28
草薙香里
1
面白かった〜短編は読みやすくて良いね2013/08/22
はるみみ
0
くすっと笑ってしまう、でも熱い気持ちになるお話でした!2012/04/01