魔心―MAGOKORO

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344045729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「かわいそうに。あの人、今日死ぬね」

心の闇には、魔が棲む。

明治後期、神戸で起きた凄惨な怪事件。
帝大心理学者と県警警部、そして千里眼の女が迫る、
戦慄の怪異ミステリー、開幕!!

明治三十四年の神戸市――。
実業家・渋沢栄一を後ろ盾とする敷島家の屋敷で、娘たちが始めた「こっくりさん」。その夜を境に、次女・春子は他人の死を予言し、低いダミ声で不気味な言葉を吐くようになる。
同じ頃、近隣の村では子供を狙った猟奇事件が続発。屋敷にキナ臭さを覚えた兵庫県警の片桐警部が捜査に乗り出すさなか、敷島家を揺るがす新たな犠牲者が!
事件解決のため招かれた帝大心理学者・福来友吉は、科学の力で怪異の真相に挑むが……。


【目次】

内容説明

明治三十四年。実業家・渋沢栄一を後ろ盾とする敷島家の屋敷で、娘たちが始めた「こっくりさん」。その夜を境に、次女・春子は他人の死を予言し、低いダミ声で不気味な言葉を吐くようになる。同じ頃、近隣の村では子供を狙った猟奇事件が続発。屋敷にキナ臭さを覚えた兵庫県警の片桐警部が捜査に乗り出すさなか、敷島家を揺るがす新たな犠牲者が!事件解決のため招かれた帝大心理学者・福来友吉は、科学の力で怪異の真相に挑むが…。

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年「リカ」で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー。同作はシリーズ化され累計79万部を超える代表作となる。幅広い作風で精力的に作品を発表し、その多くが映像化されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

135
戦慄の怪異ミステリー、開幕!!と帯にある。そうなのだ、これはあっち系の五十嵐さん。序の章で不安の種をまき「こっくりさん」でドキドキの芽が出た。子どもが犠牲になる猟奇事件で不穏と禍々しい花が・・くぅ。まさかそんな実が生るなんて。朽ち果てたと思った私をあざ笑って、どっこい根は生きて腐った種を飛ばしたのかーえぇ、えぇ、これは続編がありますよね?でなけりゃ私の心に巣食った「あれ」も肥大化しそうだ。東京で福来と片桐コンビを見たいし、印南紀恵にもまた会いたい。それにしても奥様・・2026/05/20

hirokun

47
★4 私はホラー小説はあまり好みではないため読む事にするか迷ったが結果的には一部グロテスクな部分はあるがミステリ小説として楽しめた。読み易い文章とスピード感を持って展開されるストーリーにより一気読み。内容の現実感は兎も角読ませてくれる作品だった。2026/06/17

えみ

45
清らかな花であるのに毒を持つ鈴蘭のように、あるいは鮮やかなオレンジと黒の羽毛にまん丸い目を持つ愛らしい鳥なのに猛毒を持つピトフーイのように。残酷美という言葉が腑に落ちる、二面性の影を孕んだ一冊。過ぎた感情が不可解な異常現象を引き起こしたのか。科学では説明することのできない事件の真相…誰も正解が分からない事実…だけどそこにあったのは途轍もない狂愛だったという真実。人でありながら人という生き物が理解不能であることの恐怖を感じている。明治という時代を背景に、現実と非現実の狭間の中で乱される常識を存分に楽しめた。2026/06/07

nyanco

40
明治34年の神戸 この神戸ってところがまた良い 東京とは違う、外国の文化との親和性が高いアッパーと一般庶民との解離、時代背景もよく伝わる。千里眼の女性の裁判シーンで始まる冒頭も面白い。一方的に「悪」と断罪されそうな女性を弁護するもの、そして裁判官の結審、異様な雰囲気が増す。いつもとはちょっと違う五十嵐さん 敷島邸で娘たちがはじめた「こっくりさん」をきっかけに怪事件が… オカルト、エクシストじゃないですか!?これはシリーズ化する感じ?世界観は好きなんだけど、福来に魅力を感じられなかったのが少し残念でした。2026/06/09

くまちゃん

25
時代物苦手なので明治ってところで引いてたんだけど大丈夫だった。最初はオドロオドロしくない横溝正史って感じでミステリかと思いきや、しっかりホラー!というかオカルトかな。面白かったです2026/06/03

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