出版社内容情報
それは、あまりに儚く、あまりに永い、「一瞬」――。
わずかな一瞬で悪夢に陥る、バトンミス。期待された400メートルリレーで勝利を逃した高校女子陸上部が、どん底から這い上がる!圧倒的感動を呼ぶ、青春陸上小説。
高幡高校陸上部の女子リレーチームは、バトンのミスによりインターハイ出場を逃していた。
傷が癒えないメンバーを抱え、それでも来年に向けて、新しいメンバーで再始動。
しかし、選手の怪我、校則違反・部則違反、チームメイトの家庭問題、恋愛問題、他校ライバル選手への嫉妬、そして将来の進路の悩みなど、次々に試練が。
さらに正規メンバー枠の争奪戦もし列になり……。
果たして彼女たちはインターハイに出場できるのか――。
+++++
100分の1秒が勝敗を分ける短距離競技は、天国も地獄も紙一重だ。
個人競技でありチーム競技でもあるリレーの魅力を、とことんまで描いた!
悔しさも、涙も、喜びも、ときめきも全部乗せ!のド直球な青春陸上物語。
【目次】
内容説明
100分の1秒が勝敗を分ける短距離競技は、天国と地獄が紙一重!高幡高校陸上部の4継女子リレーチームは、バトンのミスによりインターハイ出場を逃していた。傷の癒えぬまま、それでも次の年に向け新メンバーで再始動する。部長としての力不足に悩む水無瀬咲(2年)、チーム最速だが、気持ちの弱さに苦しむ横澤イブリン(2年)、自分を変えるために、高校から陸上を始めた春谷風香(1年)、なんとしてもリレーメンバーになって全国に行きたい樺山百々羽(1年)、部のルールに従わず、孤独に11秒台を目指す手平あかね(1年)。そして、ライバルや仲間たち。わずか40秒あまりの闘いのために、少女たちは苦悩し、駆ける―!
著者等紹介
宮田珠己[ミヤタタマキ]
1995年に『旅の理不尽~アジア悶絶篇』を自費出版しデビュー。以来、紀行エッセイを中心に、日常エッセイ、書評、小説なども執筆。『東南アジア四次元日記』で第3回酒飲み書店員大賞、『ニッポン47都道府県 正直観光案内』で第14回エキナカ書店大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anxiety
津島修三
ネルシュン