出版社内容情報
18歳の時に “あいつ”が放った光を、もう一度見たい。「その一瞬」のために始まった青春の延長戦は、あまりにも――。
読んだら、誰かを“応援”したくなる!全ての人の感動スイッチを押す、胸アツ青春小説。
私たちは今、壮平君が歌った未来にいる――。
札幌で高校時代を過ごした仲間たちには、共通した「忘れられない瞬間」がある。学校祭の中庭のステージで見た、瀬川壮平の姿だ。
当時の仲間たちが同窓会と称して集まっていたある日、母校の中庭が無くなるというニュースが。
もう一度、あの場所で壮平を見たい!
しかし、東京でプロの活動を始めた壮平のステージは果たして実現するのか?
10代を共に過ごした仲間と、もう一度青春することはできるのか?
掴めそうで手放してしまった「欲しかった未来」に、もう一度手を伸ばしてもいいのか?
大人になってなんとなく流されていく日々に、「あのとき感じた希望の感触」が蘇る!
~~31文字の制限中で「その瞬間」を短歌というドラマにしてきた著者が、ついに挑んだ、渾身の長編小説。
内容説明
私たちは今、壮平君が歌った未来にいる―。北海道のある街で高校時代を過ごした仲間たちには、共通した「忘れられない瞬間」がある。学校祭の中庭のライブで見た、瀬川壮平の跳躍だ。当時の仲間が同窓会と称して集まっていたある日、その中庭が無くなるというニュースが。もう一度、あの場所で、あの瞬間を共有したい!しかし…。不器用な青春を送り、不器用な大人になったすべての人の心を揺さぶる青春小説。
著者等紹介
岡本雄矢[オカモトユウヤ]
1984年北海道生まれ。歌人であり、芸人。お笑いコンビ、スキンヘッドカメラとして活動。トホホな日々を、切なくも温かい目線で詠んだ短歌が共感を呼び、北海道新聞ほかで連載を持つ。本書は、初の小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。