珈琲怪談

個数:
電子版価格
¥1,881
  • 電子版あり

珈琲怪談

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月24日 17時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344044210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

なんか、怖い話ない?

異界が覗き、怪異の似合う古い街。
男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。

男子会で、ホラーをダベる。京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都――。なぜ多忙な四人の男たち(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、わざわざ遠出して喫茶店を何軒もハシゴしながら、怪談を披露し合うのか――。そして、いつも茫洋としているが、気づくとなにか肝心なことをぼそっと呟く塚崎多聞とは誰なのか?

ホラー小説家としてデビュー(『六番目の小夜子』)した著者による、深煎りネルドリップ、男子ホラーはいかが? 奇妙な味がじわじわ恐い(ほぼ実話)全6編。

内容説明

「ようこそ、珈琲怪談へ」こう宣言して始まる、男だけの酔狂な世界。京都、横浜、神保町、神戸、大阪、再びの京都―。なぜ働き盛りの4人(外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサー)は、遠出までして喫茶店を何軒もハシゴしながら、持ち寄った怪談を披露し合うのか―。17年ぶりの塚崎多聞シリーズ。連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

257
恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。塚崎多聞シリーズは初読です。怪談は、飲み食いせず緊迫の中でオドロオドロしく語るもんだと思っていましたが、珈琲や紅茶、抹茶を飲みながら語るのが新鮮でした。雰囲気はありますが、怖くありません。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344044210/2025/05/26

旅するランナー

233
男性4人が喫茶店を巡りながら怪談を披露し合う。京都、横浜、神田、神戸、大阪の実際のお店が登場します。六曜社、御影ダンケ、マズラなど僕のお気に入り店も出てきます。各店の中にあるそれぞれの異世界という場の力を借りて招聘する怪談話には、独特の怖さと面白さがあって惹き込まれます。2025/05/31

パトラッシュ

229
怪談というより「奇妙な味」の奇談集か。多忙なはずの中年男4人が無理やり時間をひねり出して全国各地の喫茶店で男子会を楽しむうちに、ピリリと山椒のきいたブラックユーモアに満ちた結末に導かれる。会合場所は人や建物の霊が宿っているような昭和の生き残りばかりだが、怖さや謎解きの要素はあまりなくピンと来ない結末を迎える作品もある。短篇小説を味わうためなら満足する出来栄え揃いだが、理瀬シリーズに見られる息詰まる緊迫感や狂気に満ちたキャラもおらず、この作者らしい意想外なドラマやストーリーの爆発を期待すると物足りないかも。2025/05/16

のぶ

155
前にもあったシリーズだとは知らずに読んだ。珈琲を飲みながら怪談を語り合う会は楽しそうだなぁと思う。何歳になっても他愛のない話を友人とする空間は、誰もが好きなのだなと思った。はたから見たら無駄な時間に見えても、それを大切な時間と捉えるのは自分次第なので、これからも無駄で大切な時間を過ごしていきたい。作中の怪談話はさほど怖いと思わなかったけれど、あとがきのほぼ実話というところには怖さがあった。大きなものを求めるとはぐらかされるけれど、軽く読むには楽しい本でしょう。2025/05/03

ちょろこ

154
明るい怪談の一冊。働き盛り、多忙男子4人が喫茶店を渡り歩きながらホラーを語りあう男子会、その名は珈琲怪談。京都から横浜…巡り巡ってまた京都へ。一言でいうと、明るい、ほのぼの怪談って感じ。久々の塚崎多聞だったけれど、4人の中で一番少年っぽさがある感じで改めていいキャラだなぁと思う。彼が唐突に発する言葉がまた意味不明なんだけれど、呼び水のようなそこからの展開が面白かった。猛暑の京都には陽炎のような不思議が似合うと改めて実感。どれも震えるほどじゃない、ほんのり背筋に冷たい風が潜り込む感覚ってちょっとクセになる。2025/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22575857
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品