出版社内容情報
吉永小百合さん主演映画『いのちの停車場』シリーズ最終話。主人公は映画で広瀬すずさんが演じた看護師・麻世。
これで安心して死ねるよ。
ありがとう、ありがとう。
余命わずかな人たちの役に立ちたい――“熱血看護師”麻世が「緩和ケア科」で学び、最後に受け取ったものは。
震災前の能登半島の美しい風景と共に、様々な旅立ちを綴る感動長編。
患者さんの苦痛を取り、嫌だと思うだろうことをしない。
それが最後にできる最高の仕事。
まほろば診療所の看護師・麻世は、能登半島の穴水にある病院の看護実習で「ターミナルケア」について学ぶ。激しい痛みがあるのに、どうしてもモルヒネを使いたくないという老婦人。認知症と癌を患い余命少ない父に無理やり胃ろうつけさせようする息子。そして麻世が研修の最後に涙と感謝と共に送るのは、恩師・仙川先生だった――。
内容説明
まほろば診療所の看護師・麻世は、能登半島の穴水にある能登さとうみ病院の看護実習で「ターミナルケア」について学ぶ。激しい痛みがあるのに、モルヒネ使用を拒絶する老婦人。認知症と癌を患い余命少ない父への胃瘻造設を強硬に主張する息子。両親の見舞いを頑なに拒む末期癌の男性。そして麻世が研修の最後に涙と感謝と共にケアするのは―。震災前の能登半島の美しい風景と共に、様々な旅立ちを綴る感動長編。
著者等紹介
南杏子[ミナミキョウコ]
1961年徳島県生まれ。日本女子大学卒。出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入し、卒業後、慶應義塾大学病院老年内科などで勤務する。2016年『サイレント・ブレス』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さてさて
いつでも母さん
hiace9000
モルク
ウッディ
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- 和書
- 甦るかがん末期国日本