夜更けより静かな場所

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夜更けより静かな場所

  • 岩井 圭也【著】
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  • 幻冬舎(2024/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344043701
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人生は簡単じゃない。でも、後悔できるのは、自分で決断した人だけだ。
古書店で開かれる深夜の読書会で、男女6名の運命が動きだす。
直木賞(2024年上半期)候補、最注目作家が贈る「読書へのラブレター」!

一冊の本が、人生を変える勇気をくれた。珠玉の連作短編集!

【目次】
真昼の子
いちばんやさしいけもの
隠花
雪、解けず
トランスルーセント
夜更けより静かな場所

【あらすじ】
大学三年生の吉乃は夏休みのある日、伯父が営む古書店を訪れた。「何か、私に合う一冊を」吉乃のリクエストに伯父は、愛と人生を描いた長編海外小説を薦める。あまりの分厚さに気乗りしない吉乃だったが、試しに読み始めると、抱えている「悩み」に通じるものを感じ、ページをめくる手が止まらず、寝食も忘れて物語に没頭する。そして読了後、「誰かにこの想いを語りたい」と、古書店で深夜に開かれた、不思議な読書会に参加するのだった……。

内容説明

捨てられない夢、降り積もった小さな後悔たち…。大学3年生の吉乃は夏休みのある日、伯父が営む古書店を訪れた。「何か、私に合う一冊を」吉乃のリクエストに伯父は、愛と人生を描いた長編海外小説を薦める。あまりの分厚さに気乗りしない吉乃だったが、試しに読み始めると、抱えていた「悩み」に通じるものを感じ、ページをめくる手が止まらず、寝食も忘れて物語に没頭する。そして読了後、「誰かにこの想いを語りたい」と、古書店閉店後の深夜0時から開かれる、不思議な読書会に参加するのだった―。一冊の本が、人生を変える勇気をくれた。珠玉の連作小説。

著者等紹介

岩井圭也[イワイケイヤ]
1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

366
「深海」という名の古書店を舞台に、店長始め5名の常連客のそれぞれの物語を綴る6編の連作短編集。短編毎に深夜開催される読書会に6名が集う。読書会を通じて最初は見ず知らずだったそれぞれにやがて生まれる、読書を介した絆。最終話は店長主役で彼の過去が明らかになる。何故彼は只の客に過ぎなかったのに先代の店主から「深海」を受け継ぐ事になったのか。何故彼は突然、店を閉める事にしたのか。そして最後の読書会で選ばれた1冊の本は。コミュ障の俺は読書会に参加する事は出来ないけど、1人で本を読むよ。読メにレビューを書き続けるよ。2025/03/07

名古屋ケムンパス

292
この著作に、そしてこの作者に出合えたことにしみじみと喜びを感じる読書になりました。日当たりの好くない寂れた風情の古書店〈深海〉で深夜0時の読書会が催されます。店主が集めた5人の参加者は、何れも蟠りを抱えながらも何とか生を繋いでいたのです。課題図書と向き合うことは、自らの人生を見つめ直すことでした。そんな読書会と古書店が突然閉じられてしまいます。思い寄らずこの店主が遺した自伝が再び課題図書となりました。失踪者だった彼が蟠りを乗り越えて生きたことの証しが〈深海〉であったことがしっとりと綴られていたのです。2024/12/05

ムーミン

273
「本の読み方は人の数だけある。だから読書会は面白い。もしかしたら、わたしたちは常に家族や友人や職場の人と、読書会をしているのかもしれない。課題図書は、おのおのの人生だ。」p337「誰もが、選択と偶然の連続を生きている」p3432025/04/22

美紀ちゃん

251
あらすじを読んだ印象より読後の印象の方が遥かに良い本だった。古書店の叔父さんが薦めてくれる本はだいたい面白い。不思議なくらい打率が高い。私もこんな叔父さんがほしい。吉乃ちゃんがとても魅力的。国分さんの章が好き。生のヴァイオリンの音がすごい。肌で聞いている感覚。空気の振動を感じて耳以外の五感で感じる生の音楽の迫力を感じた。夜更けより静かな場所は、庄司さんがいる場所。本を読んで集中しているその時は海の底にいるような感じ。そこは、私にとってもかけがえのない場所。とても、素敵な本だった。2025/03/19

のぶ

238
とても良い話だった。物語の舞台は、「深海」という古書店。この古書店のオーナーは遠藤茂。大学で英文学を専攻する吉乃の伯父だった。時間を持て余していた吉乃は、「深海」を訪ね茂からすすめられた「真昼の子」というロシア文学を手にする。読書の楽しさを実感した吉乃からの要望で、「深海」での読書会を開催することになる。深夜の読書会、なんか静寂の中のぬくもりみたいなものを感じて内容が響いた。各章でそれぞれの参加者の人生が語られて、人物の深層に踏み込んでいるのも良かった。こんな古書店があれば行ってみたいと思った。2024/12/04

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