出版社内容情報
金融庁に潜り込んだ理由はただ一つ。
父の告発を握りつぶした犯人を見つけ出し、必ず復讐する。
日本国債の暴落を図る中国の脅威が増す中、
支援途上の大田原自工に降って湧いた買収計画――。
金融庁職員の彩は買収を目論む中国系企業を探りながら、
父の死の真相に迫っていく。
緊張感溢れる
ノンストップ
経済ミステリ
金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。
20年前、父は経営していた運送会社の粉飾決算に手を染めていた。良心の呵責に耐えかね告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。
もみ消した人間は証券取引等監視委員会の中にいる。絶対見つけ出し復讐するーー。
必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。
内容説明
金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。11年前、父は、祖父が経営していた運送会社の粉飾決算に荷担していた。良心の呵責に耐えかね、金融庁が所管する証券取引等監視委員会に告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。もみ消した人間は金融庁内部にいる。絶対見つけ出し復讐する―。必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。
著者等紹介
水野梓[ミズノアズサ]
東京都出身。早稲田大学第一文学部・オレゴン大学ジャーナリズム学部卒業。報道記者。社会部で警視庁や皇室などを取材。原子力・社会部デスクを経て、中国特派員、国際部デスク。ドキュメンタリー番組のディレクター・プロデューサー、新聞社で医療部、社会保障部、教育部の編集委員、経済部デスク、報道番組のキャスターを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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