金融破綻列島

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金融破綻列島

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344043046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

金融庁に潜り込んだ理由はただ一つ。
父の告発を握りつぶした犯人を見つけ出し、必ず復讐する。

日本国債の暴落を図る中国の脅威が増す中、
支援途上の大田原自工に降って湧いた買収計画――。
金融庁職員の彩は買収を目論む中国系企業を探りながら、
父の死の真相に迫っていく。

緊張感溢れる
ノンストップ
経済ミステリ


金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。
20年前、父は経営していた運送会社の粉飾決算に手を染めていた。良心の呵責に耐えかね告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。
もみ消した人間は証券取引等監視委員会の中にいる。絶対見つけ出し復讐するーー。
必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。

内容説明

金融庁・金融危機対応室に勤める香月彩は、業績悪化の一途を辿る地銀と中小企業のテコ入れを図る一方、父親の死の真相を探っている。11年前、父は、祖父が経営していた運送会社の粉飾決算に荷担していた。良心の呵責に耐えかね、金融庁が所管する証券取引等監視委員会に告発を試みた父だが、告発文は握りつぶされ自死してしまったのだ。もみ消した人間は金融庁内部にいる。絶対見つけ出し復讐する―。必死に勉強し金融庁に潜り込んだ彩の悲願は、果たして叶うのか。

著者等紹介

水野梓[ミズノアズサ]
東京都出身。早稲田大学第一文学部・オレゴン大学ジャーナリズム学部卒業。報道記者。社会部で警視庁や皇室などを取材。原子力・社会部デスクを経て、中国特派員、国際部デスク。ドキュメンタリー番組のディレクター・プロデューサー、新聞社で医療部、社会保障部、教育部の編集委員、経済部デスク、報道番組のキャスターを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

70
タイトルの金融庁と見ただけで胡散臭さを感じてしまうが、いきなり尖閣諸島と金融破綻から始まる。粉飾決算にはじまり、業績悪化の地方銀行、官僚の自殺…カタカナも出てきて盛りだくさん。さらに日本の国家危機にまで進む。金融庁に中途採用7年目、課長補佐の彩と彼女を囲む面々。奮闘する若手、行動力で日本を動かしていくところが小気味良い。会話もユニークでコミカルな場面にはクスッと笑える、重い内容にもかかわらず一晩で読めてしまう。でも私はこの内容ならもう少しじっくり読んでみたかったな。2024/06/30

hirokun

35
★3 水野梓さんは関心を持っている作家さんの一人で、社会派小説は好きな分野でもあるため、新刊を中心に読んでいる。今回の作品は、表題と内容が一致していない様に感じられた事と、今後の日本が抱える重大なテーマを含んでいるにも拘らず、分かり易さを重視しているためかあまりにも簡単に書かれすぎており、軽いタッチの小説として表面のみを読み込みがちであるように感じた。なんだか私の期待していた作品からは、大きく外れていた様だ。2024/09/04

akiᵕ̈

32
現役報道記者の一面を持ち重厚な社会派ミステリを描く著者の新作は、金融庁を舞台にした経済の世界。彩は父の死の真相が知りたいが為に必死で勉強し、地銀から金融庁に入りその真相に迫っていく。地銀と中小企業との関係、そこに絡む中国の企み野望など、大まかな事はニュースで見聞きしているものの普段意識が向かない分野であったが、説得力もあり分かりやすく描かれているので理解できた。権力に屈する者、己の良心でそこに立ち向かう者の苦悩が痛ましい。これからの未来の図も浮かんでくるが、杞憂せずにはいられない現状もありそうだ。2024/06/26

fuku3

24
2024.8.15読了。【辛口】まったくひどい酷い内容だ!私の読解力が低い為なのか、まったくさっぱり作者の意図が解らなかった。何を云っているのか理解出来なかった。もう少し内容の詰まった重みある話にして欲しい。自社の内部告発に失敗して自死した父親の復讐を果たす為に金融庁に転職をした香月彩の復讐劇。展開があっちこっちに行って、忙しい事。どの案件も簡単に解決しない物ばかり。それがアラフシギ残り頁が少なくなるとあっと言う間に全て見事に解決して仕舞う。最後は全て丸く収まっての大団円!日本の未来は明るいのか⁉︎2024/08/15

ハルめめ

10
日本経済が世界から遅れをとって久しい現実。一流の技術者や研究者が続々外国へ流れていく。金融庁にスポットを当てて国家を絡めて金融ミステリ。思いのほかあっさりとしすぎていた。キャラにもあまり感情移入出来るほどの深みがなかった感じ。2024/10/13

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