ぼっけもん―最後の軍師 伊地知正治

個数:
電子版価格
¥1,881
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ぼっけもん―最後の軍師 伊地知正治

  • 谷津 矢車【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 幻冬舎(2023/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 01時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344041264
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

国のため、小さきもの、弱きものこそ生き延びよ。鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争。わずか700の兵で4倍の幕府軍を撃破した片眼片足の不自由な「類稀なる軍略家」伊地知正治。ぼっけもんと呼ばれる激烈な性格で兵を駒として操り薩摩人として勝ち続けてきた伊地知が新時代に目にしたのは、荒廃した土地で貧困に喘ぐ民の姿。大久保利通、西郷隆盛と並び称される勤王の志士の胸に、最後に去来するものとは。

内容説明

おいは、古か人間でごわす。自由という新しか言葉、何か大事なものを誤魔化しておらんか。戊辰戦争、鳥羽伏見の戦い。わずか5000の兵で3倍の勢力の幕府軍を撃破した“類稀なる軍略家”伊地知正治。薩摩人の誇りを胸に常勝を続けた伊地知が新時代に目にしたのは、荒廃した土地で貧困に喘ぐ民の姿…。大久保利通、西郷隆盛と並び称される勤王の志士の胸に、最後に去来するものとは。

著者等紹介

谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部歴史学科考古学専攻卒。2012年「蒲生の記」で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。13年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー。2作目の『蔦屋』が、「この時代小説がすごい!2015年版」にて第7位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

137
人を育てる難しさや導くとは・・を感じた。作品の趣旨とはズレるかもしれないが、政を為すは人にあり。その人とは・・人は一人では生きて行けない。時代の過渡期、見極める事の難しさは後世の者が何とでも言う。ドラマ等で存在は知ってはいたが、こうして谷津矢車が光を当てる。これもまた惹きつけられると言うか、面白い人生なのだなぁ。2023/07/18

spike

6
戊辰戦争で薩摩の軍師として活躍した伊地知正治。主にその後のことを描く。自分の想いと組織の意思の折り合いがつかず第一線を退くくだり、またその後偏屈で自分を曲げないながらもひたむきに「種を蒔く」ことに想いを馳せる姿は、60歳間近の自分だからこそかとても沁みるものがある。この作者の時代小説は時々手に取るが、だいたい「当たり」(読む時の自分にちょうどフィットする)な気がする。2023/07/15

K

5
軍師ですら時代の先行きが読めないほど激動の時代だった明治維新からの明治時代。現代の変化のスピードも凄いが、明らかにかつ大きな変化が起きたこの時代に取り残された人を救おうとしていた人がいたことも確か。日々の勉強の大切さに気付いた。2023/10/02

chuji

5
久喜市立中央図書館の本。2023年6月初版。書き下ろし。史実を元にしたフィクション。22頁『伊地知正治は、ただの隠居ではない。薩英戦争や禁門の変において薩摩全軍の指揮を執り、戊辰戦争でも数々の大金星を上げた、官軍随一の軍師であり、明治十年に死んだ西郷隆盛、明治十一年に死んだオオクボトシミチと共に新政府の旗揚げに力を尽くした維新の元勲である。』とありますが、オイラは『伊地知正治』を知りませんでした。『ぼっけもん』とは、大胆な人等を意味する鹿児島弁で薩摩・鹿児島県人の気質を表す言葉だそうで、ピッタシカンカン!2023/09/05

たなぼう

4
戊辰戦争、鳥羽伏見の戦い。わずか5000の兵で3倍の勢力の幕府軍を撃破した軍略家伊地知正治。大久保利通、西郷隆盛と並び称される勤王の志士だそうだが、今までよく知らなかった。読むほどにおもしろくなる歴史小説だった。読み応えもあった。2023/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21324936
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。