出版社内容情報
日米同盟があるので大丈夫……などと思っていませんか。その理屈が通らなないのは、ウクライナを見ると明らかです。私たち一人一人が、その現実に目を背けず、向き合うことでしか、この危機を乗り越える道はありません。第1章 プーチンが始めた戦争・誰が、プーチンをとめられるのか・ゼレンスキーとイスラエル・プーチンとスターリン ……ほか第2章 戦争犯罪人 プーチンを裁けるか・戦争の代償を払わせるために・過去に裁かれた戦争犯罪人・アメリカはなぜ、プーチン大統領を裁けないのか ……ほか第3章 プーチンの情報戦・総理とガラケー・LINEを使わない理由・中国の太陽光発電と太陽光パネルの2つの闇・中国人が日本の土地を買いあさる理由 ……ほか第4章 核なき国家戦略・もし日米同盟が破棄されたら・専守防衛の残酷と罪・待ったなし! セキュリティ・クリアランス・日本の安全保障のロールモデル ……ほか
内容説明
安倍元総理の通訳も務めた外交のプロが明かす戦争と平和の分かれ道。日本人にはわからない国際政治の新ルールをわかりやすく解説。
目次
第1章 プーチンはゼレンスキーに勝てるのか(年の差26歳の2人の大統領、しぶといのはどちらか;動員令をすんなり出すプーチンの本性を甘く見るな ほか)
第2章 戦争犯罪人プーチンを裁けるか(国際刑事裁判所がプーチンに逮捕状;国際刑事裁判所がウクライナに捜査事務所を設立 ほか)
第3章 プーチンはスマホに勝てるのか(CIA職員は絶対に市販のスマホを持たない;安倍元総理はあえてガラケー愛用者 ほか)
第4章 プーチンは核を使えるのか(もし日米同盟が廃棄されたら日本もウクライナのようになるのか;日本の常任理事国入りを阻むロシアと中国の壁 ほか)
著者等紹介
中川浩一[ナカガワコウイチ]
1969年、京都府生まれ。慶應義塾大学卒業後、1994年外務省入省。1995年~1998年、エジプトでアラビア語研修。1998年~2001年、在イスラエル日本大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所(ガザ)、アラファトPLO議長の通訳を務める。2001年~2004年、条約局国際協定課、2004年~2008年、中東アフリカ局中東第2課、在イラク日本大使館、2001年~2008年、天皇陛下、総理大臣のアラビア語通訳官(小泉総理、安倍総理“第1次”)。2008年~2011年、在アメリカ合衆国日本大使館、2012年~2015年、在エジプト日本大使館、総合外交政策局政策企画室首席事務官、大臣官房報道課首席事務官、地球規模課題審議官組織地球規模課題分野別交渉官を経て2020年7月、外務省退職。2020年8月から国内シンクタンク主席研究員、ビジネスコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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