わたしにも、スターが殺せる

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わたしにも、スターが殺せる

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344041066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

《エンタメは必要じゃないかな?》《誰か補償してくれるの?》コロナ禍、不用意な発言をしたスターをSNSで追い詰めるこたつライター。“殺される”のは、誰なのか? “自分”も加担していないと言えるのか?

時代の気分を大きく左右したコロナ禍の大衆の心理を生々しく炙り出す、息もつかせぬサスペンス!コロナ禍、SNSで不用意な発言をした2.5次元俳優・翔馬。これまで【M】と名乗り彼を「上げる」記事を書いていた平凡なこたつライター・真生は、その発言を捉えて彼を「叩く」方へ転じる。彼のファンは大反発し、【M】を炎上させる。しかし程なく流れが変わり、コロナウイルスに危機感を抱く世間が、一斉に翔馬を叩き始め、スターは“殺された”。高揚感が抑えられない真生だったが、以前から【M】の正体が真生だと知る何者かに、自宅マンションを晒されたり、脅迫のような郵便物が届けられていた。半同棲の恋人・春希と共に嫌がらせの犯人を突き止めようとする真生だったが、浮かび上がったのは意外な人物だった……!

内容説明

“正しい”が揺れ動いたこの3年間。あなたはどう感じ、どう行動しましたか?コロナ禍、SNSで不用意な発言をした2.5次元俳優・翔馬。“M”と名乗り彼を「アゲる」記事を書いていた平凡なこたつライター・真生は、その発言を捉えて彼を「叩く」方へ転じる。ファンの反発により“M”は炎上。しかし程なく流れは変わり、コロナに危機感を抱く世間が一斉に翔馬を叩き始め、スターは“殺された”。高揚感が抑えられない真生だったが、以前から“M”の正体が真生だと知る何者かに、自宅を晒される、怪文書が届けられるなど嫌がらせを受けていた。半同棲の恋人・春希と共にその犯人を突き止めようとするが、浮かび上がったのは意外な人物だった…!時代の気分を大きく左右したコロナ禍の大衆心理を生々しく炙り出す、一気読みサスペンス!

著者等紹介

藤井清美[フジイキヨミ]
1971年徳島県生まれ。筑波大学卒業。脚本家・演出家・小説家。主な脚本作品に映画『るろうに剣心』『鳩の撃退法』、ドラマ『ウツボカズラの夢』『准教授・高槻彰良の推察』など。小説作品に『#ある朝殺人犯になっていた』『京大はんと甘いもん』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

48
藤井清美さん初読み。面白かった。読みやすくて一気読み。SNSって身近で、現代の生活にはなくてはならないものになりつつあるが、やっぱり怖い。全ての人が承認欲求が強いわけではないのだろうが、姉妹の性格がよく出ていて納得。みんなが注目されたいと思ってはいないし、目立たなければ責められることもない。恋愛小説としても楽しめたと言うにはちょっとアレだけど。残念なのはタイトル。もう少し捻りが欲しかった。2023/07/05

sayuri

48
SNSに溢れる膨大な数の言葉。誰かを支え救う事もあれば、刃となり心に一生残る深い傷を刻む事もある。2.5次元俳優・鈴木翔馬に向けられる称賛と攻撃。純粋に応援コメントを入れる人もいれば、己の承認欲求を満たす為にバズり目的で記事を書き続けるライターも存在する。読んでいて胸が痛い。鈴木翔馬は架空の人物だが、現実でもよく事情を知らない人間が、匿名を盾に誰かを口汚く罵っている。本作ではミステリ要素を絡めながらSNSの在り方に警鐘を鳴らす。本名で書き込む覚悟がないのであれば、根拠のない暴言は慎むべきではないかと思う。2023/06/23

rosetta

32
★★✮☆☆とにかく主人公にまるで共感できず読めば読むほど不快感が募るばかり。こたつライター(自分で調べずテレビやSNSを見て適当に記事を仕上げる人達)のアラサーの主人公。何でもできるお姉ちゃんの陰に隠れて育ち使命感も向上心もなく、優しい彼氏と半同棲。オーディションでデビューした2.5次元俳優は、会ったこともないけど実は栃木の田舎のヒーローとヒロインの間の子供。彼の成功を予言した事から売れっ子ライターに。しかしコロナをきっかけに彼をサゲに走りコロナライターとして更に高みへ。彼女の足を引っ張った奴の正体は?!2023/10/13

いなばさくら

18
「殺せる」なんてワードがタイトルに入っているけど、殺人事件も起こらないしほとんどミステリテイストのない、長編青春小説。確かにある意味殺してるんやけど。いや、そんなジャンル分けはちょっと無理やりかな。なんせわたしがほとんどやらないSNSが物語のキモなので、共感も反感も抱くことができないある意味稀有な純文学的な作品です。再終盤はちょっと謎解きっぽい展開になるのですが、それでも全体を通じるとわたし好みではなかったかな。2025/04/15

ミーナ

13
2.5次元俳優をアゲた記事がバズり、一躍名の売れたライター 真生だが― 時代だ。SNSは本心をさらけ出す場所ではなく、全世界に向けた発信を行うためのツールであることを忘れてはならない。そして、文章には性格が出るとつくづく感じる。経過も結果も怖かった。2023/08/20

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