パライソのどん底

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パライソのどん底

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  • サイズ 46判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344040823
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

男の首筋に浮き出す血管を数えたことも、くっきりとした白い喉仏に噛みつきたいと思ったこともなかった。“美しすぎる彼”に出会うまでは――。 それぞれの“欲望”と、それぞれの“絶望”が絡まり合い、衝撃の結末へ。「アレに魅入られると、死にますよ」――ここは楽園?それとも地獄?“絶対に口にしてはいけない禁忌”を抱えた村に、転校生・高遠瑠樺がやってくる。彼のあまりの美しさに、息を呑む相馬律。だが、他の誰も、彼に近づこうとしない。そして、律だけに訪れる、死にたいほどの快楽……。ある日、律の家の玄関が、狂い咲きした花で埋め尽くされる。”花の意味”を知る、神社の“忌子”の口から出た言葉とは!?止まらぬ愛と欲望は、はてしない絶望と恐怖の始まりだった――!この村で、住民がひた隠しにする「伝承(ひみつ)」とは?俺の心と体を支配し、おかしくした、「存在(アレ)」の正体とは?切なさも怖さも底無しの、 BL系ホラー!

内容説明

“絶対に口にしてはいけない禁忌”を抱えた村に、転校生・高遠瑠樺がやってくる。彼のあまりの美しさに、息を呑む相馬律。だが、他の誰も、彼に近づこうとしない。律だけに訪れる、死にたいほどの快楽。ある日、律の家の前が、狂い咲きした花で埋め尽くされる。花の意味を知る、神社の“忌子”の口から出た言葉は…。止まらぬ愛と欲望は、はてしない絶望と恐怖の始まりだった!

著者等紹介

芦花公園[ロカコウエン]
東京都生まれ。小説投稿サイト「カクヨム」に掲載し、Twitterなどで話題になった「ほねがらみ―某所怪談レポート」を書籍化した『ほねがらみ』にてデビュー、ホラー界の新星として、たちまち注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

70
作者の本も気がつくと4作品目。どの作品も宗教絡みだったり、民族系だったりと今更ながらに気付く。分かり易い怪異現象物も面白いが、宗教や民族系のものは人間のダークな部分が全面に出て怖さが増すように思う。本作も都市部から離れた何も無い小さな田舎が舞台となる民族系ホラー。東京から田舎へ引っ越して来た主人公が出会ったのはこの世のものとは思えない美少年。一瞬にして魅せられてしまうが、その正体と目的は…。完璧な美しさはそれだけで怖いのかも。己の欲望に抗えない人間の非情さは確かに狂気だ。BLじゃなくても良かったと思う。2023/08/12

yukaring

70
流麗な筆致で描かれるBLホラー。そしてこれは間違いなく"どん底"。あまりにリアルで耽美な禁断の関係はBLに興味がない私でもドキドキしてしまう。あまりにも美しすぎる転校生の少年・瑠樺(ルカ)に魅いられてしまう律。瑠樺と出会ったことで律の人生は大きく狂わされていく。止まらない愛と絶望、胸が締め付けられるような切なさ。田舎の村で住民がひた隠しにする秘密とは何なのか?瑠樺の正体が明らかになった時に感じる恐怖にゾクゾクする。そんな"どん底"をくぐり抜けたあとに待っているものこそ本当の楽園(パライソ)かもしれない。 2023/04/06

あたびー

45
嫌な話ですよ。人魚伝説をベースにして、作者のいつものアイコンである超美青年を登場させ、聖書的キーワードを混ぜ込んであります。不老不死や他人を支配したいという、人間の持つ穢れた情動をこれでもかと見せつけられて、クトゥルフ的な恐怖も交え、読了時には消耗しました。2024/01/17

のりすけ

34
民間伝承とホラーとBLが融合した耽美小説。悪夢の中で藻掻いているような感覚がずっと付きまとう。登場人物の誰一人にも共感を得られずその心すら読み取れず。読んでしばらくしてから「あ、そういうことね」となるくらい、なんかよくわかんないもやもやした世界で翻弄されてた。相変わらず、どないしはりますねん!END。2023/05/03

さこぽん

22
ホラーだけど全然怖くない。むしろ、バケモノを食うとか悍ましくて気持ち悪かった。(BLは全然OK。いや歓迎!?) 誰も彼もルカに魅せられていくのだけど、最後は律も食われてしまうのかな??2023/10/26

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