出版社内容情報
清水 ミチコ[シミズ ミチコ]
著・文・その他
内容説明
地球はやんわり悲しみに満ちている。だから人は明るく生きようとするのです。飛騨高山で生まれた気の小さい少女は、大小さまざまな出会いや経験を積み重ねて武道館に立つまでになる―。主婦にして稀代のエンターテイナーの、カラッと笑えてなんだか沁みる、自伝エッセイ。
目次
フミちゃん
嘘つきえいざ
清水郁夫
しのぶちゃんとゆうちゃん
清水敬子
よっちゃん
清水治先生
高山にカンカコカン
大阪万博~星の王子さま
清水一郎〔ほか〕
著者等紹介
清水ミチコ[シミズミチコ]
1960年岐阜県生まれ。タレント。86年にライブデビュー。テレビ、コンサート、CD制作、YouTubeチャンネル「清水ミチコのシミチコチャンネル」など多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
30
清水ミチコの自分史エッセイ。いままでの本であんまり語ることのなかった家族(ご両親、弟、夫、こども)の話も赤裸々(ってほどではないけども)に書いてくれてるからみっちゃんファンは必読。へえー! そしてええ話やタメになる話にもなんかふざけたこと付け加えちゃう照れ屋体質がホント好きー。2023/01/27
tetsubun1000mg
25
清水ミチコさんのデビューネタ「矢野顕子弾き語りものまね」が世に出るまで、とその後のことを事細かに書いている。 小学生時代から面白い子だったようで、最初は放送作家から始めていたらしい。 TVで矢野顕子の歌唱を見て大ファンになり、自然とマネをしていったのがデビューのきっかけ。 今ではエンターテイナーだが、自分で楽しんでネタを考えて創り上げていったんだろうな。 一緒に仕事をした桃井かおり、タモリ,永六輔さんなどとのエピソードが楽しい。 アルバイト先の店主からも好かれていたようで清水さんの人柄が伝わるエッセイ。2022/11/20
ツバメマン★こち亀読破中
18
清水のミっちゃんは、モノマネさせてもらってます、みたいな感じでありながらも、遠慮なくやるところが昔から好きです。周りの人たちを大切にしながらも、自分の好きを貫き通す…中々出来ないことですが、僕も見習いたいです…ではなくモノマネしたいです!2023/11/25
五月雨みどり
14
清水ミチコだもの,どんだけ面白いかと期待値が上がっていたのだと思う,読み始めはビックリするほどつまんなくてどうしようと焦った(ギャグのようなものや冷静なツッコミも随所に入っているがキレがあまりよくなくて「ちくわぶ」みたいな感触)。それでもまぁ通勤電車内でスマホよりはいいかとしばらく付き合って読んでいくうちに,じわじわイイ感じになってきて「あら,もうちょっと」読んでもいいかなと思うところで終わった。彼女のこれまでの人生がほのぼのと綴られていて,よく読めばなるほどねぇと思える人生訓なぞ語られている。75点。2023/01/10
あられ
14
清水ミチコの半生記。ものまねの芸人さんとしか知らなかったが、ピアノ弾いてる、結婚して子どもがいて、その子も結婚して。。。←独身だと思っていた。子どものころの話から、高校受験失敗、短大とバイト、芸人になるきっかけ、その後のあれこれ。。。人生は長い。へこたれながら、気持ちを切り替え、明るく生きようと実践している。えらい。カニカマだけど「カニみたい。まるで」と感じましたよ。欽ちゃんたたいちゃったとか、永六輔さんに叱られたとか、貴重なエピソードいっぱい。いつもニコニコしているイメージだったけど、一変した。2022/10/23
-
- 和書
- 量子統計力学の数理