出版社内容情報
「どうしよう、ムリだよ」が「大丈夫」になるまで。
緊急事態宣言中に妊娠・出産した、夫婦の葛藤と支え合いの記録。
Twitter、Instagram、noteで共感の嵐!
「妊娠より、もうコロナの方が身近だった」「多分私、産むときもひとりなんだ」
「4度目の緊急事態宣言、聞き慣れちゃって全然ヒヤヒヤできません」「赤ちゃんがいるからって強く優しくはならない」
出産立会NG、面会もNG……。それでも、コロナに関係なく赤ちゃんは産まれてくる。
異常事態のさなか、追いつかない心と真っ直ぐ向き合って過ごした日々の奮闘記。
――みんな、ずっと頑張ってきたよね。疲れちゃったら、これ読んでみて。
内容説明
面会はNG、出産立会もできるのか…。それでも、コロナに関係なく赤ちゃんは産まれてくる。異常事態のさなか、追いつかない心と真っ直ぐ向き合って過ごした日々の奮闘記。
目次
01 コロナ禍に妊娠・出産をするということ
02 あなたのためを思って
03 親になるからって消えないよ
04 やったじゃん
05 私ってばコロナ禍妊婦
06 お弁当箱に明日をつめて
07 「楽しみじゃない」って言ってみた
08 早く会いたいな
09 もしもコロナじゃなかったら
10 みんな待ってるよ
11 コロナ禍の産後生活
著者等紹介
おおがきなこ[オオガキナコ]
漫画家・イラストレーター。1984年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リコリス
35
コロナのせいでコロナのおかげでと思うところは色々だけど大きな不安と手放しで喜びあえないジレンマとしっかりと感じられる幸せを作者のきなこさんはとても正直に書かれていてジーンとした。コロナ禍での妊娠出産は本当に大変だっただろうなぁと思う。「普通」の大切さありがたさを痛感します。へんな気をつかわずにみんなの笑顔がすぐそばで見られる日が1日も早く戻ってきますように。2022/01/14
MAXKAO
4
それでなくても大変な出産、コロナ禍で何となく自粛や遠慮しながらの生活が書かれている漫画です。直面はしなかったけど、関係があり、接し方の参考になりました。2021/10/28
むさみか
3
異常事態のさなか 追いつかない心 妊娠のこと楽しみだって 言えない毎日 そういう気持ちを丁寧に書かれている 沢山の人に 関わってもらいお祝いしてもらう はずの新しい命の誕生も なかなか 難しいままですが 一期一会 日常の有難みが沁みます 2022/11/02
ぷりたかま
3
★★★★★2022/02/02
きょう
2
ゆる〜りとしたイラストのコミックエッセイだったけど、感情移入してラストには不覚にも泣いてしまった…。コロナ禍だし手放しで喜んでいいのか、コロナじゃなかったらワクチンのこととか考えずに済んだのに、とか色々考えてしまうこともある。それでも無事に生まれてきてくれたらもう何だっていいやと思える。「話しかけてればいい」と言ってくれたご近所さんがステキだった。2022/11/24