子のない夫婦とネコ

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子のない夫婦とネコ

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344038448
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

今日も楽しかったね、よかったね。



歳を重ねていく中での、イヌやネコとの生活の喜びや別れの悲しみを、明るいタッチで描く連作小説。



これまでも、ネコをはじめたくさんの動物たちについてエッセイや小説で書いてきた群ようこさんが、「老いとペット」をテーマに描く連作小説。歳を重ねて、イヌやネコたちと暮らすのは、もちろん喜びだけじゃなく、切ない別れもある。でも、やっぱり、一緒がいいよね、と思わせてくれる、笑ってじわっとくる5編。



「子のない夫婦とネコ」

ネコ好きのツヨシとの結婚と同時に、白黒柄の子ネコ・トン子ちゃんとの生活が始まったモトコ。子供はできなかったが、途中キジトラのスケちゃん、ぶち柄のカクちゃんも加わって、幸せに暮らしていた。けれどトン子ちゃんも老いていき……。

「老母と五匹のおネコさま」

70歳で突然夫に先立たれた母が、子ネコを5匹も飼い出した。娘のユミコは一人で世話できるのか、お金はあるのか心配するが、母はかなりのへそくりを貯めていた。子ネコたちを溺愛する母を見て、まあいいかとユミコは脱力するのだった。

「歳の差夫婦とイヌとネコ」

サトコの夫・オサムは、18歳年下の心優しい動物好き。2人は縁あってイヌのタロウとネコのハナコを引き取ることになった。家族4人の生活は楽しいが、動物たちを愛するあまり、ちょっとしたことで涙を流す夫が玉に瑕で……。



ほか、「男やもめとイヌ」「中年姉妹とネコ」。

内容説明

ネコ好きで気弱なツヨシとの結婚と同時に、子ネコ・トン子ちゃんとの生活が始まったモトコ。子供はできなかったが、スケちゃん・カクちゃんも加わって、二人は幸せに歳を重ねてきた。けれどトン子ちゃんも老いていき…(「子のない夫婦とネコ」)。「老いとペット」を明るく描く連作小説。

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。いくつかの仕事を経て本の雑誌社に入社し、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayuri

81
「子のない夫婦とネコ」「男やもめとイヌ」「中年姉妹とネコ」「老母と五匹のおネコさま」「歳の差夫婦とイヌとネコ」5話収録の短編集。子どもがいない夫婦、熟年離婚を経て犬と暮らす男性、両親の死後、古い家で暮らす姉妹、15歳年上の夫が亡き後、五匹の猫と暮らす70歳の女性、18歳年下の夫と仲睦まじく暮らす66歳の女性、家族構成が異なる五家族の、イヌやネコと共に暮らす日常が、ほのぼのタッチで描かれる。ドラマチックな出来事が起こるわけでもなく、ひたすらイヌとネコの愛らしい描写が続く。へそ天状態で眠る姿を想像し頬が緩む。2021/09/27

そら

75
動物好きなら誰もが憧れる癒し癒されて暮らすこと。嫌な人も出てこず、犬猫を中心に暮らす全く罪のないほのぼのした短編集。現役をリタイアした(する)頃の高齢の男女が、子どもではなくいぬネコとただただ平和に暮らす物語。私も動物好きだが家族の好みで犬猫は飼えずにインコを2羽飼っている。手のひらサイズのインコが猫サイズに大きくなれば、撫でがいも埋もれがいもありそうだと夢想する。(噛まれたら命はなさそうだが)「老婆と五匹のおネコさま」が好み。夫が亡くなり清々してネコと暮らす夢を叶えた妻。私もいつか猫と暮らしてみたい。2021/11/17

itica

73
イヌやネコが大好き。と言うよりは、もはや奴隷と化している人たちの短編集。ご飯をあげたり散歩をしたり、時には病気になったり、動物を飼うのはそれなりに大変だけれど、でもその何倍も与えられる癒しは大きい。ここに出てくる男性陣のメロメロっぷりが何とも可笑しくて可愛い。さらっと癒されたい方にお勧めです。 2022/05/05

tetsubun1000mg

73
ネコや犬などのペットを引き取ったり、念願かなって飼うことになったりと動機はさまざま。 ネコ好きの群さんらしい好きで好きでたまらない感情が伝わってくるし、孤独感も塞いでくれる存在になる様子が面白い。 ただし寿命の違いからペットロスのショックは深刻なようだ。 自分では買うことはないだろうが、群さんのペットと暮らすエッセイや物語は相変わらず面白く読める。2022/02/14

Karl Heintz Schneider

71
本書は次の5つに分かれています。子のない夫婦とネコ/男やもめとイヌ/中年姉妹とネコ/老母と五匹のおネコさま/歳の差夫婦とイヌとネコ。あ、イヌもいた(笑)「猫」ではなく「ネコ」と書いているところに私は著者の猫に対する愛着を感じました。表題作である「子のない夫婦とネコ」にはこんな描写が出てきます。夫が猫を抱いてほおずりしている姿を見て妻は嫉妬します。猫にではなく夫に(笑)私と夫と、どっちが好きなの?みたいな。 2022/01/26

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