靖国神社の緑の隊長

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靖国神社の緑の隊長

  • 半藤 一利【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 幻冬舎(2020/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344036413
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あの悲惨な戦争のさなかで、
こんなにも立派に生きた日本人がいた。

終戦75回目の夏に
どうしても次の世代に語り継ぎたい
8人の将校・兵士の物語

太平洋戦争の敗戦から75年。歴史に学び、犠牲者を悼み、平和な社会を守り続けるにはどうしたらいいのか。それは、過酷な戦場で兵士たちがいかに懸命に戦い、無念のうちに散っていったのかを記憶することだと半藤氏は言う。
かつて半藤氏が自ら取材し、貴重な証言とエピソードを掘り起こした多くの将校・兵士のなかから、「どうしても次の世代に語り継ぎたい」8人を厳選。昭和史や戦史に詳しくない人にも読みやすい文章で綴った、珠玉の太平洋戦争・人物伝。

(目次)
戦場の棒高とびオリンピック選手――大江季雄少尉
ガダルカナルを生きのびた連隊旗手――小尾靖夫少尉
ニューギニア山中の駅伝ヒーロー――北本正路少尉
南の島に雪を降らせた男――加藤徳之助軍曹
漂流二十七日の死闘――松木外雄一等水兵ほか
三度もどってきた特攻隊員――川崎渉少尉ほか
国破れて名将ありといわれたひと――今村均大将
靖国神社の緑の隊長――吉松喜三大佐

内容説明

あの悲惨な戦争のさなかで、こんなにも立派に生きた日本人がいた。終戦75回目の夏にどうしても次の世代に語り継ぎたい8人の将校・兵士の物語。

目次

大江季雄少尉―戦場の棒高とびオリンピック選手
小尾靖夫少尉―ガダルカナルで生きのびた連隊旗手
北本正路少尉―ニューギニア山中の駅伝ヒーロー
加藤徳之助軍曹―南の島に雪を降らせた男
松木外雄一等水兵ほか―漂流二十七日の死闘
川崎渉少尉ほか―三度もどってきた特攻隊員
今村均大将―国破れて名将ありといわれたひと
吉松喜三大佐―靖国神社の緑の隊長

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京・向島生まれ。新潟県立長岡中学校(現・長岡高校)卒業。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て作家に。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。『漱石先生ぞな、もし』(正続、文春文庫新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(文春文庫山本七平賞)など広範囲の著書多数。『昭和史1926‐1945』『昭和史戦後篇1945‐1989』(ともに平凡社ライブラリー)で毎日出版文化賞特別賞、2015年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しゃが

60
1960年に取材・執筆され、戦後75年、節目の2020年にさまざまな過酷な戦場で、日本の兵士たちが強いられた戦いだったが、懸命に行動し、命を落とした戦争とは、どのようなものであったのかを若い人に記憶してほしいとの思いで出版された一冊。8人の太平洋戦争・人物伝、帯に「あの悲惨な戦争のさなかで、こんなにも立派に生きた日本人がいた。」とあったが、あまりにも立派すぎることがかなしい。亡くなった人びと、責任を果たそうとする人の思い、最後まで史実から反戦の考えを貫いた半藤さんを忘れないように2021/05/04

キンモクセイ

52
ベルリンオリンピックで銅賞を手にした大江少尉は召集令状を受けフィリピンへ向かい無謀な奇襲作戦の犠牲になりました。軍旗を最後まで守った小尾靖夫少尉はガダルカナル島で仲間が次々と倒れていく中で生き延び日本軍が撤退する最終日に奇跡的に間に合いました。この島の唯一の飛行場を攻略するために2万2千人が命を落としました。名将と言われた今村均大将は日本での10年の服役を拒み残した部下たちの元に戻りました。大将だった人が自ら志願までして戻るとは部下たちはどれほどの勇気と希望になったことか。いつまでも平和が続きますように。2022/03/27

あかは

46
半藤さんの本は読みたいというより、読まなければ、という気持ちが強く、1番読みやすそうな本書から読んでみた。軍人さんとはいっても色々な人がいるものだと。ちょっと前まで普通のオリンピアンだったり……。でも、ここに書かれている方のうち靖国神社に祀られている方は1人だけだそう。そこは色々あるのだろうけれども、もっと知らなければ、と強く思う。2022/03/28

千穂

40
日本がいつまでも平和でおだやかな国であることを、亡くなったひとたちに誓うことが、戦争の犠牲者を追悼すること。反戦ジャーナリスト半藤さんによる名もなき戦士たちの記録。分かりやすい一冊。2021/05/27

みっちゃんondrums

31
半藤さんが生前最後に編まれた著作で、60年近く前に半藤さんが人物に焦点を当てて取材し、当人から証言を得て著したエピソード数編が、小学生でも読めるように易しく語られている。何百万人が従軍して命を落とした、のではなく、一人一人の人生だったのだ、息子、夫、父、兄弟だったのだということを痛感する。ろくに戦えもせず瘦せ細って命を落とした兵士たちのことを思うと堪らない。ただ本書はそれを訴えたのではなく、戦中戦後を誠実に生きた人を主役に据え、今後の日本の平和を願う著作になっている。2021/09/23

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