出版社内容情報
「人間は一人ひとり性格も個性も違うからこそ、世の中おもしろいし、豊かになる」
ディスレクシア(識字障害)を公表した落語家が、
多くの人に発達障害について知ってもらうべく筆を執った一冊。
【目次】
第1章 ひょんなことから識字障害に気づく
●最初は受け入れられなかった識字障害の疑い
●疲れやすいのにも理由がある
●先生、発達障害について教えてください 岩波明(昭和大学附属烏山病院長)×柳家花緑 ほか
第2章 得意なことを、ちょっとずつ伸ばしていく
●“落ち着きのなさ”で目立っていた
●「読めない」「書けない」から、授業についていけない
●お母さん、僕を育てるのは大変でしたか? 小林喜美子(柳家花緑の母×柳家花緑) ほか
第3章 苦手なことは、自分なりに工夫する
●場が読めなくて問題発生
●専門機関で診断を受けるのが大事
●発達障害は、人によってここまで違う 柳家花緑×柳家花飛 ほか
第4章 今、僕が思うこと
●二次障害について理解してほしい
●洒落がわかるとラクになる
●家族の理解と支えあってこそ 柳家花緑×小林(花緑・妻)×西澤(花飛・妻) ほか
内容説明
教科書が読めなかったけど落語家やっています(笑)。勉強ができない“落ちこぼれ”の理由がわかったらラクになった。
目次
第1章 ひょんなことから識字障害に気づく(こんな妙なことになってしまいます;見慣れた文字、書き慣れた文字でも危険 ほか)
第2章 得意なことを、ちょっとずつ伸ばしていく(“落ち着きのなさ”で目立っていた;「読めない」「書けない」から、授業についていけない ほか)
第3章 苦手なことは、自分なりに工夫する(遅れてきた反抗期;「ふりがなをふる」ことを覚える ほか)
第4章 今、僕が思うこと(やっと止まり木を得た;二次障害について理解してほしい ほか)
著者等紹介
柳家花緑[ヤナギヤカロク]
1971年8月2日生まれ、東京都豊島区出身。1987年3月、中学卒業後、祖父・五代目柳家小さんに入門、前座名「九太郎」。1989年9月、二ツ目昇進、「小緑」と改名。1994年3月、戦後最年少の22歳にて真打昇進、「花緑」と改名。着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年は劇作家などによる新作落語や都道府県落語を、洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」にも挑戦している。また著書の中で、自身が発達障害の一つ“識字障害(ディスレクシア)”であることを公表。多方面から反響があり、テレビや雑誌等への出演の他、全国の発達障害をテーマとした講演会へも多数登壇している。落語家としての活動以外にも、ナビゲーターや俳優としてテレビ、舞台などでも、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
sasara
ネギっ子gen
ジュリ
西澤 隆