出版社内容情報
日本経済は年々悪くなっているのに、日銀はお金のばらまきをやめず、社会保障費なども増加する一方で、日本財政がよくなる兆しはまったくない。「日本の財政が破綻する日(=Xデー)はいつ起きてもおかしくない」と著者。Xデーが起きたとき、政府は守ってくれないし、自分のお金は自分で守るしかない。本書では著者の資産運用法を公開し、読者にも、ハイパーインフレが起きても大丈夫な手法を具体的に伝授。
内容説明
マグマ(借金)が溜まりに溜まった日本経済は、“ちょっとした”市場の動揺で崩壊する!著者の資産運用法を初公開!
目次
私はこうして資産を運用している
財政再建にはハイパーインフレしかない
日銀は紙幣を刷ることで、財政破綻を回避している
日銀は財政赤字の尻ぬぐい機関になり下がった
異次元緩和の弊害は極めて大きい
警戒警報装置を除去したため、累積赤字が膨れ上がった
政治が借金を解決しなければ、市場が解決する
日銀は資産の評価損で債務超過に陥る
日銀は実現損の垂れ流しで、債務超過になることも
日銀が債務超過になったら、円は大暴落
何を契機にXデーは訪れるか
消費者物価指数2%がXデーの引き金を引く
何がきっかけで円安ドル高が起きるのか
日本の財政悪化をミスリードしたトンデモ理論
Xデーに備え、資産をどう守るか
ハイパーインフレを鎮める方法はあるのか
政府はXデー後に何をすべきか
著者等紹介
藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年に行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。85年米モルガン銀行入行。当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。2000年に同行退行後は、1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師として毎年秋学期に週1回半年間の講座を受け持つ。日本金融学会所属。現在(株)フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事。2013年から19年までは参議院議員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shoji
えっくん
templecity
9561
A.Sakurai
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