内容説明
ガンになった写真家になぜかみんな、人生相談をした。恋の悩み、病気の悩み、人生の悩み。どんな悩みを抱える人でも、きっと背中を押してもらえる。webメディア・cakes史上最も読まれた連載の書籍化!!37コラムを選び、加筆修正。
目次
「先の長くない友人のためにも、子供を産みたい」のウソ
批判と批難はまったく違う。批難の底にあるもの
コミュニケーション能力とはなにか
ファイティングポーズをとらないで勝ち得る恋愛など、ない
夢や目標を叶えられなかった人ほど「おまえには無理だ」という
ジャイアンが嫌い、ジャイアンのお母さんはもっと嫌い
「周囲の理解が必要」でも、すべて耐えなきゃいけないわけじゃない
ガン患者になんと声をかければいいか?
それは娘さんが非行にはしったのではなく、あなたの非行です
人が生きる理由〔ほか〕
著者等紹介
幡野広志[ハタノヒロシ]
写真家。1983年、東京生まれ。2004年、日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家・高崎勉氏に師事。同年「海上遺跡」で「Nikon Juna21」受賞。2011年、独立し結婚する。2012年、エプソンフォトグランプリ入賞。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
139
最初の文章が「ぼくはガン患者だ。残念ながら治る見込みはないけど、あと数年であろう命を楽しんでいます。」・・・衝撃的な始まりだった。そして、どの相談に対しても、歯に衣を着せぬ言葉、皮肉の効いた例え・・・どれも心に突き刺さる内容だった。他の著書も読んでみたい!そう強く思える魅力ある一冊だった。2020/04/21
ゼロ
119
癌になった写真家、つまり著者に人生相談したものを纏めた一冊。著者の回答は、変な忖度はなく、真っ直ぐに回答しています。余計な言葉がない分、厳しく聞こえる回答もあり、質問者が望んでいない回答をしている可能性はあります。あとがきに、人の悩みは人間関係にあり、悩む人というのは不安であり、答えに自信がないというがそうかもしれない。人と同じ答えでない時に、その答えで良いのか悩むから第三者に相談したくなるが、自分が信じたらそれ正解なのだ。他、回答に愚痴を言う人は、話がつまらないから嫌われる…とズバズバ書いてて気持ち良い2021/05/16
mukimi
110
本当に色々な人に会い色々なことを考えてきた方なのだと感じる(実際かなりフットワーク軽い方のよう)。自分も仕事柄人の悩みを聞くことが多いので質問を読んでから幡野氏の回答を読む前に自分ならどう答えるか考えてみた。自分に無い視点が多く(特に親や人生指南書って世代が違うから答えも違うってところ)、自分の未熟さを知った(悩み相談された時点で信頼されてることに酔ってたかも)。悩み相談者は背中を押して欲しいだけ、だから相手の答えを探ることが大切というメッセージは胸に刺さった。問題解決と共感のバランス…難しい。2021/02/24
けんとまん1007
106
精一杯、真摯な姿勢で臨んでいるのが、とてもよく伝わってくる。変にかっこつけたところもないのが、とてもよい。こんな風に、相手のことを考えることができると、自分のありかたも変わるだろうと思う。2021/03/15
ホッパー
75
すごい本。ガン患者である幡野さんが、重めの人生相談に次々答えていく。人からどう言われるか、見られるかという部分を排除して答えているからか、普通言わないようなことまでバッサリ言い切っている。他の人生相談とは一線を画していると感じた。2021/07/11